コミュニケーションの苦手な人は
「話す」だけでなく
「報告する」「説明する」など
言葉にすること全般が不得意です。
その中でも時々出てくるのが
”人に教えるなんてとんでもない”
という会話です。
確かに、教えるとなると
細かいことを話したり説明したりが
必要になってくるのですが
それ以外では
【妙に口調が変わってしまう】
という話を聞いたこともあります。
いつもどおり普通に話したらいいのに
なぜだか”偉そうな態度”とか
”威圧的な態度”とか”怒った態度”に
変貌してしまうことがあるのだそうです。
これは稀なケースなのかもしれませんが、
教えることが苦手な人には
使えそうな方法を見つけたので
今回、書いてみますね(^^)
あ、そうそう…
この方法を考えていたいきさつは
法律に触れないような
話し方を考えていた時
使えるなぁとおもったのです。
この頃は
どんどん法律が厳しくなっています。
私たちカウンセラーは、
医療法とか景表法などの
【法律に引っかからない
話し方を求められています】
サプリメントなどもそうですよね。
「改善します」「治ります」など
使ってはいけない言葉が
覚えきれないくらいあるみたいで…
もううんざり(-_-;)
*****まとめ*****
簡単に言いますと、
【受け売りで話す方法】です。
・本で読んだことがある
・〇〇さんから聞いた
・ニュースで言ってた
こんな感じです(笑)
例えば、
仕事を新人に教えるとき
自分がベテランという自負が無ければ
「私が教える立場にない」などと
思ってしまうかもしれませんし
プレッシャーに弱ければ
脳内パニックになりますよね。
そのような時は、
【人から聞いた話を伝える】
という心もちにしてみると
上手に伝えられるかもしれません。
プレッシャーの原因は
【自分の発言に対する責任を】
感じすぎるところにあると思うので
自分以外のツールからの情報ならば
少しプレッシャーが減ります。
「こういうふうに聞いたよ」
「こんなふうに教わったよ」
これは私も使っています。
もしその中で、
自分の考えを求められたときは
【肩書を外した
個人的な意見として】
伝えるように心がけています。
*****最後に*****
自分の言葉で話せない、
誰かの受け売りは恥ずかしい、
などと思っている人も多いです。
ですが私たちが
個人的な意見を言える前には
【それまでの人生経験と
自分以外の意見が含まれていて】
それを自分の言葉に変えて
誰かに伝えているだけなのです。
だから決して
恥ずかしいことではないのです。
仮に恥ずかしい思いをするとしたら、
【誰かの言葉を
あたかも自分の言葉のように】
表現してしまうことです。
これは家族間や兄弟間では
起こりやすいと思うのですが、
誰かの言った言葉を
その誰かの目の前で
他人に平然と自分の意見として伝える、
といったようなことです。
そういうことが起きると
【自分が無い人間なのね】と
誤解されてしまうので
注意してくださいね。