2020年01月18日

「そっとしておく」が分からない

今回、私は親の悪口を書きます(^^;
「親を悪く言うなんて最低だ!」と
イラっとされる方は読まないでください。

そして、
発達障害の人を対象に書きますが
やはりこの内容も
”誰にでも当てはまること”ですから
周辺の人たちにも参考にしていただきたいです。

大学受験にも触れますので
「縁起が悪い」と思われるのは困ります。
あくまでも我が家の話であることを
前提に読んでいただきたいです。
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今日と明日はセンター試験です。
我が家の息子も受験です。
学歴などにはあまり興味がないものの
私が会社員の立場を捨てて
カウンセリングの世界、一本でやってきた
その”集大成とも言える日”です。

悪口の対象となる人は、私の母親で
長くなるので簡単に説明しますと
「受験が終わるまで
    そっとしておいてほしい」
「落ち着いたら連絡するから
         待ってほしい」などと
電話で何度も伝えてありました。

それにも関わらず
母は息子に直接プレッシャーを
かけるようになりました。
母にとっては励ましの言葉として
「良かれと思って」のことで
これは私の過去にも遡ります。

私が「そっとしておいてほしい」と
お願いをした時などには
【私を追いかけまわし】
私が本音を吐くまで許しませんでした。
その内容が気に入らなければ
【私を責め続けました】
思春期あたりのことです。

このようなことは
発達障害傾向を持つ人たちの中でも
起きる頻度が高いと思います。
私の母も含めて
【人の気持ちをくみ取れない】人は
どんなに相手が「やめてほしい」と
お願いをしたとしても理解できず、
あらかじめインプットされている
プログラムに従って動きます。

ですから、簡単に表現してしまえば
【しつこくして迷惑をかける】ことが
相談事例にも数多くあります。

例えば、
「人に親切にすることは良いことだ」
という一面だけを切り取って覚えれば
私たち親子がそっとしておいてほしくても
・励ましてプレッシャーをかける
・何度も連絡をしてくる
・過剰なお世話をしてくる
ということが起こり得るわけで
断ろうものなら逆上し、
【感謝の気持ちもないのか】などと
文句をぶつてくることもあります。

または、
「ごめんなさい、私が全部悪い。
 ダメな母親で、生きててもしょうがない。」
などと超ネガティブな言葉を
再びぶつけてくることもあります。

母は、もう70歳も過ぎていますし
田舎生活なので世間を知らなすぎます。
私がこの仕事を選択してことで
以前よりは関係がマシになりましたが
何度お願いをしても
【私たちの気持ちは届かない】のです。

なぜなら、母にとって
【自分の気持ちが何より大切】だから。
それは人として当然のことです。
そして、今回のプレッシャーは
本当は私たちに対する励ましではなく
【母自身の不安を和らげる行為】
だったと言えます。

この、一番大事な時期に
なぜ母のケアをしなければいけないのだ。
大人だろ、自分でなんとかしろ。
…というのが私の本音です。
冷たいと思われるかもしれませんが、
【小学生の時から
   立場が逆転していた】ので、
母のお世話期間は相当長いのです。

人の顔色を伺うようなタイプの場合、
【過剰なご機嫌取りで
     反って相手を怒らせ】
関係を壊してしまうケースもあります。
若かりし頃の私がそうでしたし
誰にでも言えることなのですよね。

これを踏まえて
私も過剰に敏感にならないよう
心がけたいと思いました。
ちなみに、
母の日常的な行動言動については
ある意味”想定内”なので
ばっちり「シカト」を決め込んで
自分たちのペースを守っています(^^;

これも修行ですな。
母の、空気を壊すような発言は
今に始まったことではないですしw
良い勉強になった、と言えます。

さて、
一生に一度の息子の挑戦は
どのような結果になるのでしょう。
どんな結果でも
彼が現実を受け入れて生きてくれたら
それが何より嬉しいことです。

ただ、センター試験は今年度で終わり。
今年の受験生は「浪人できない」
という結構かわいそうな子どもたちです。
(勉強法がガラッと変わるようなので)
それでもって大学落ちたら
「ニートかよっ!」と突っ込まれないためにも
何とか頑張ってほしいところです(;^_^A
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年01月16日

アンケート用紙が好き

今回の内容では
”支援する側”の立場として
ポイントがたくさんあるので
ぜひメモをご用意くださいね(^^)

アスペルガー傾向を持つ人たちは
あまりしゃべらない、
寡黙な印象を受ける人が多いです。
ですが、本当に寡黙というよりは
【気持ちや考えを
   言語化するのが苦手】
できることなら
表現したいと思う人もいますし、
何か自分の興味ある分野については
【事実だけを話すのは得意で】
話し始めると止まることなく
相手の顔色や気持ちも考えず
ひたすら話し続けてしまいます。

それでも同じ人間ですから
アスペルガータイプの人も
”自分に興味を持って
  もらえることは嬉しいこと”
【色々聞かれることは
     嫌いじゃない】
という人が
結構多いことが分かっています。

ただ、
その【聞き方が悪いと】
心を閉ざしてしまったり
避けられてしまったりしますから
どう聞けばよいのかを
考えてみたいと思います。

その中でも彼らが好きそうなのが
【質問形式の紙】です。
その質問にも
難易度の違いはあるでしょうが
・YES、NOで答えられる
・該当項目にチェックする
・虫食いの欄に記入する
・具体的に記入する
・好きなことだけ記入する
このように様々な回答形式があるわけで
当事者の好きな方法を
まずは知らなくてはいけませんね。

そうなると、手始めに
いちばん回答しやすい
”YES、NO”か”チェック形式”で
上記の順に発展させてみてください。

このメリットは
・視覚で情報を捉えられる
・ゆっくり考えられる
・修正できる
というところにあります。

なお、注意点としては
「どう感じますか?」といった
【漠然とした質問は
    避けた方が良い】ことです。

【完璧に回答したいのに、
    埋められない空欄が
        できることは苦痛】

このようなことが起きますと
次からの積極性が減ったり
自分を責めるきっかけに
なったりしますから
”回答しやすい質問を”
用意して取り組まれると良いでしょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年01月14日

「ねぇ、教えて」を知ってもらう

発達障害傾向を持っている人は
【相談するのが苦手】だったり
【相談の仕方が分からない】
困ったりしていることが多いです。

こちらからすれば
「思ったように聞けばいいじゃん」と
思えることなのですけれど
彼らの脳内では、相談にあたり
【多くの情報が交錯して】
聞きたいことからそれてしまったり
何を聞きたいのか混乱したりして
結局あきらめてしまう…
ということが起きているようです。

それは、
職場や学校などでもそうですが
家庭内でも意外と起こっていて
家族に対しても相談が苦手なため
【必要な情報を得られなかった】
ということも少なくありません。

それでは、これを改善するために
私たちに何ができるでしょうか?

それは、タイトルの通りですが
当事者たちの得意とすることや
当事者たちにでも
回答しやすいことに対して
【支援側が質問をする】
という方法があると思います。

この方法のメリットとして
・聞き方のお手本が分かる
・複数のやり取りで
   キャッチボールを覚える
・すぐにネットに
   頼らないようにできる
といったことが挙げられます。

当事者たちは
【他人に興味がないので】
別の人たちのやりとりに関しては
気に留めない限り、記憶に残りません。
ですが自分がその当事者になれば
より記憶に残りやすくなります。

その時、
1回で完璧に聞けるわけもなく
あぁでもない、こうでもない…と
何度もやりとりをしながら
質問の核心まで到達すれば良い
ということを知ることができます。

そして、
何でもすぐにネットで調べて
【何かを知った気にならないで】
ネットに頼らず
人の”生の声”を聴きながら
【自分なりの
   考えをまとめていく】ことは
とても大切なことなのです。

コミュニケーションの苦手な人に
私が何かを質問すると
ネットに書かれているような
回答をされる人がいます。
でも私は別に、ネットの情報が
欲しいわけではありませんし
他の人も同じように思うでしょう。

欲しいのは
【その人の気持ちや考え】であって
そこが周囲に伝わらないから
・本音の見えない人
・つかみどころのない人
・分からないから怖い人
などと思われてしまうのです。

それを踏まえて
周囲の人の支援法として
こちらから、くだらないことでも
なるべく当事者に
聞いてみることを試してみてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害