2021年10月28日

甘えることができない

特に恋人関係などの相談では
甘え方が分からないとか
甘えてくれないなどの
内容を聞くことが多いですが、
【甘え方は
  人によってそれぞれで】
それを”どう受け止めるか”まで
含めて考える必要があります。

自然な形で甘えを覚えられるのは
幼少期頃までになるかと思いますが
本来なら自然な形で親に甘えるのに
それを許してもらえなかった人が
多く存在しています。

それは、虐待が起きているわけでなく
普通の平凡な一般家庭でも
起こり得ることですし
愛情不足に陥ってしまう場合、
【親の基準で関わり方を
     決められるなど】
その家庭によって異なります。

また、本人の問題として
【発達障害傾向を持つ子どもは】
たとえ相手が親であっても
”役割以外を求めない”
という場合もありますから
その場合には、
親が一生懸命関わったとしても
【本人には届きません】

そういった「甘え」の不足で
大人になって恋人ができた時
本人なりには甘えていても
その甘え方に
【相手が満足しないという問題が】
出てくる可能性があります。

上記で幼少期までの話をしましたが、
それ以降にも別の理由で
甘えられなくなってしまいます。
例えば、
思春期にいじめを受けたとか
からかいなどによって
疎外感を味わった結果
【人間不信になることも
      原因の一つです】

社会に出てから出会う人も
信用するのが怖いとか
恋人でさえ何を考えているか
分からなくて不安、など
いろんな悩みがあります。

相手の望むように甘えられない、
相手が甘えてくれないといった
悩みを抱えている場合は
これから少し考え方の転換を
してみてはいかがでしょうか。

端的に言えば
【それが、その人なりの甘え方】
という考えを採り入れることです。
それ以上を求めるということは
【相手をコントロールしようとする】
という意味合いにも捉えられます。
お互いが好きになって付き合って
その中での満足度の問題が
反って関係を悪くしてしまうと
悲しい結果になりますよね。

だから、
甘え方の分からない人は
「これでも甘えてるつもり」と。
甘えてもらえない人は
「相手なりに甘えてくれている」と。
そんなふうに考えてみて
長い時間をかけて信頼関係を形成し
仲良くしてほしいと思います。

最後に、
愛情不足の問題を解決するには
【パートナーとの
   信頼関係が不可欠です】
距離感が近すぎたり遠すぎたり
それも個人差がありますし
要求レベルの違いもありますから
ある程度は許容し、
「これ以上は無理です」という
意思表示もしながら
バランスを保って時間をかけて
信頼関係を築けると良いかと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:00 | TrackBack(0) | 人間関係

2021年10月24日

分析しないでほしい

私がプライベートで人と会う時、
また、自分の職業を知られた時に
「分析しないでね」
「分析ばっかりするんでしょ」
などと言われることがあります。

まぁ、表面上「しませんよ」って
言っておきますけどね、
実際には分析しています。
そういった言葉が出た時点から
分析は始まります。

ですがそれは
【私が専門家だからではなく】
【誰でも同じように
   やっていること】です。
今回はその”誤解を解きたい”
思いから取り上げました。

正確に言えば、分析というより
【最初の見立てが大切です】
例えば、
あなたがもし友人から紹介された
初対面の人が目の前にいたら
「どんな人かな?」と思いませんか?
友人のつながりだからと言って
100%信用できるかなんてわかりません。

だから自分から話しかけながら
相手を知ろうとしませんか?
その時、”あなたも分析して”
(ある程度の見立てをして)
その結果、付き合いが続くかどうか
決まっているはずなのです。
ただ、友人に紹介されたからと言って
何も考えず無条件に心を許しませんよね。
それと同じなのです。

だけど紹介された相手は
あなたが専門家ではないとしたら
「分析しないで」なんて言いません。

ここで一旦まとめますと
【誰でも
  自分の経験値に基づいた
       分析をしている】
ということが言えます。

では、なぜ専門家が敬遠されるか?
そこの違いを考えてみたのですが
【その分析結果を説明できるか
       できないかの違い】
なのかな?と思いました。

心理職の人たちが長年経験するのは
【観察力を高めていくこと】です。
分析する…というよりは
その人、一人をまっすぐと見つめて
「どういう人なのか」真剣に考え
それを具体的に説明します。
だからと言って
【その結果を
  相手に言う必要はないので】
相手から求められない限りは
こちらから言うことはありません。
(残念ながら、興味本位で
   聞いてくる相手は多いです)
*****まとめ*****
長年の付き合いのお客様で
私より年上の方々の中には
【私以上に鋭く、
  さすが経験値が高い!】
と、感じる人もいらっしゃいます。

その逆に、
若い同業者は観察力が
私より甘いかもしれませんし
例えば、親であるかないかといった
【立場の違い一つで
    着眼点は変わります】

好きなタイプ、嫌いなタイプ
それは人それぞれですし
価値観の違いもあるものですから
ただ、専門家であるというだけで
”ある種の偏見を持たれたり”
”冷やかし対象にされたり”
プライベートでからかわれるのは
正直、辛いなぁって思います。

過去、
「長谷さんなんかより、
  私の方がよっぽど出来がいい」と
お客様に言われたことがあります。
私、ごもっともだと思いました。
経験や繊細さに基づいて
人を分析したり見立てるのは
私以上に能力の高い人たちが
わっさわっさ居る、と思います。
だから私程度の見立てなんて…
大したことないかも?(笑)

最後に一言でまとめますと、
【観察も分析も、
   あなたにもできますよ】
ということですよ(;^_^A
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:58 | TrackBack(0) | 人間関係

2021年07月31日

関係性の確認

前回の内容では、
一見いじめのように思えても
実はそうではないかもしれません、
ということを取り上げました。

【相手との関係性によって】
自分の求めている態度や対応と
相手からもらえる態度や対応には
差が生じます。

その関係性について、
人との距離感が分からない場合は
【相手の決めた関係性を
     言われるがまま】
「そうなのか…」と
あっさり受け入れることも
多いのではないかと思います。

前回コメントをいただいたのは
【関係性の確認も大切】
ということでした。
私もそれに同意なのですが、
関係性を気にしないタイプの人も
実際には存在しています。
「自由気ままに、思うがまま」
そんな生き方も素敵です。

こればかりは
その人の価値観次第なのですが
相手と確認し合わないとしても
【自分の中での線引きを
  ハッキリさせておかないと】
トラブルになる可能性があります。

典型的な例で言うと、
私の経験上では
どちらかというと女性に多いのですが
「私たち友達だよね。」と
事あるごとに関係性を伝えてきて
【何かを要求してくる】
というタイプの人です。

「友達」というカテゴリを利用し
自分の利益(得)を優先する、
そんなイメージです。

そこでもし、
相手との関係性を
自分の中で決められないとしたら
また、
断れなくて距離をおけないとしたら
【言われるがまま利用される】
ことにつながります。
*****まとめ*****
悩み相談の事例では、
友達についての相談も
もちろん出てくることがあります。
その中で上記の女性のような
タイプの人が友達にいると、
それを受け入れられない
【自分に問題がある】
勘違いしている場合もあります。

こういった悩みを減らすために
”関係性について考える”
ということが必要になるのです。

カウンセラーとクライエントは
関係性を確認しなくても
最初からはっきりしているので
とても付き合いやすいです。
ですが中には、
【その領域を飛び越えようと】
試みる人もいます。

そこで
どちらかが受け入れると
【関係性が悪化したり
  トラブルになる可能性も】
考えられます。

最初からハッキリしていても
どちらかが線引きできないと
関係がうまくいかなくなるのです。
多くの場合はカウンセラー側が
【距離感を保つ役割】
担っています。

こういったことに悩んだら、
まずは自分自身で
線引きをすることと、
この「距離感保持」について
知ることが大切かと思います。

※クライエントの卒業後に
 関係性が変わることは
 含まれません。
 また、所属機関等により
 規則が異なることもあります。
 詳しく知りたい方は
 「多重関係の禁止」について
 調べてみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:56 | TrackBack(0) | 人間関係