2022年04月13日

トレーニングを通して分かること

前回は
発達障害の特性がある人に対する
関わり方について取り上げました。
周囲の人(支援者など)が
関わり方を変化させることで
”当事者の考えていることが
    少し分かりやすくなり”
関係が良くなることが期待できます。

関係が良くなる、ということは
【お互いのイライラが減るので】
怒ったりすることも減ります。
人は怒ると感情的になって
不適切な関わり方になることが多いですが
怒らないで済むということは
【自然と適切な対応になる】
ということですよね。

「当事者が態度を改めれば
      問題は起きない」
これが周囲の人の考えですが、
【当事者が自ら考えて
    改善できないのが】
発達障害の特性でもありますから
そこを周囲の人が合わせれば
当事者も無理なく変化できる、と
考えると良いかと思います。

ただ、残念なことに
”忘れやすいタイプの人だと”
周囲が自分に対して
合わせてくれていることも
忘れてしまうことがあります。
その場合には当事者が
【自力で改善したと勘違いする】
というケースも存在します。
周囲が一生懸命学んで
スキルを身に付けてきたのに
それをあたかも
自分の頑張りのように思われたら
周囲の人も気分が悪いですよね(;^_^A

だけどそれも脳機能の一部で
記憶の書き換えが
都合よく簡単に行われたり
強い思い込みが発生したりします。
この場合には
「それは周りが
   あなたを支えたからだよ」と
【遠慮せず情報修正をして】
当事者に伝えてください。
*****まとめ*****
「感謝」「尊重」などの
言葉の本当の意味が分からない、と
当事者から聞くことがあります。
どうしても
【自分視点で
   物事をとらえてしまうので】
誰かからの親切や思いやりを
受け取る力が弱いのです。

だから誰かとの
関係性が良くなったとしても
それは「自分の力だ」と誤解して
偉そうな態度をとってしまうことが
あるかもしれません。

それを私たちは
全否定するのではなく
【当事者も支援者も
    努力した結果だ】
というふうに肯定することが
大切なのではないかと思います。

実際には周囲が当事者に合わせて
関わり方を変化させるのですから
努力度合いで行けば
支援側の方が大変かと思います。
ただ、これは
支援者一方だけでは成立しません。
【当事者が利く耳を持たなければ】
関係性は変わらないのですから
その当事者の協力的な態度は
肯定できる点だと思います。

誰でも、
新しいことを覚えるのは面倒ですし
自分以外の人のために…となると
もっと面倒に思うかもしれません。
自分のことばかり考えるのは
当事者に限ったことではないです。
他人に無関心な人も増えました。

だけど悩み相談が絶えないのは、
みんなどこかで
”心のふれあい”を求めていて
自分を肯定してほしいからで。
そう思うのであれば
【他人にも肯定的な態度で】
関われる取り組みから
始めてみてはいかがでしょうか。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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