2022年02月15日

言葉の取捨選択について

前回は、
文章の組み立てが苦手な人は
”言葉(情報)の取捨選択が苦手”
という内容を書きましたが、
「どうすればうまくなるの?」と
思われる方もいることでしょう。
そこで、
自分で取り組めそうなことを
私なりに考えてみました。

以前からお伝えしている通り、
会話というのは
一方的に話したいことを話すのではなく
【相手に伝わってなんぼ】ですから
まず念頭に置いておくことは
【私は何を伝えたいのか】です。
******************************************
この間、買い物に行ったときにAさんに会いました。
Aさんは明るく気さくな人です。
AさんはKさんという友達と一緒でした。
その人は、結婚されていて子供は2人います。
ご両親は公務員をされていて
〇〇市の役所で仕事しているそうです。
親子関係が大変だったようですが
今は仲良く暮らしているみたいですよ。
お子さん2人は私立の学校に通われていて
塾通いが大変だったらしいですよ。
******************************************
前回の例文を持ってきました(;^_^A

この話し手は、
最初Aさんのことを話していたのですが
途中からKさんの話になりました。
それから「その人は」となったので
【どっちの人の話か分からなくなって】
そのまま話が流れていきます。
その結果、
”誰の両親と子供の話なのか分からず”
話が終わってしまった。
そして【結論のない話題であった】
ということだけが分かる内容ですね。

上記の内容から考えると、
話し手は”特に伝えたいことはなかった”
考えるしかなさそうなのですが、
もし話し手がちゃんと話したかったのなら
「何を伝えたいのか」について考えてから
口火を切る方が良さそうです。

それ以外のポイントを以下に書きます。

【主語を削らない】
「Aさんの子供は…」などと
面倒がらずに主語をつけましょう。
そうすることで、
まずは誰の話かは理解してもらえます。
”その人は”のような言い方ですと
複数の登場人物がいる場合には
聞き手は誰のことか分かりません。

”その人を知っているのは自分だけ”
ということを念頭に置いて
話すことが良いかと思います。

【登場人物を極力減らす】
Aさんの話がしたいのであれば、
Aさんの両親と子供程度の範囲で。
Aさんの友達のKさんの情報や
それ以外の友達のMさんの情報を出すと
聞き手は「誰の話か分からず」
間違えたまま話が進んでしまいます。

たとえ主語がはっきりしていたとしても
同上人物が増えれば増えるほど
”聞き手は覚える量が膨らみすぎて”
分からなくなってしまうことがあります。

【1文をなるべく短くする】
「いつ・誰と・どこで・何をした」という
基本的な組み合わせが良いかと思います。
大人になると語彙数が増えますし
補足したいとか組み立てが苦手とか
色んな理由から、
”基本の組み合わせを
   無視した話し方をする人がいます”
そうすると、話し手自身も
何を言っているか分かりにくくなります。

まずは基本のセットで練習しましょう。

【補足なしで話してみる】
基本セットで話しているということは
”必要以上に補足できない”わけです。
それをわざとやってみてほしいのです。
”1文が終わるまで補足しない”
”補足は後から順番に”
といったイメージで考えてみてください。

それを一度に伝えようとするから
一文が長くなってしまって
”話の切れ目がなくなってしまい”
相手の相槌のタイミングもなくなり
退屈な話になってしまう可能性があります。
*****まとめ*****
ここまで、いかがでしょうか。
何かヒントになりましたか?
細かい取捨選択を覚える前に
【まずは基本の形式から】です。

小学生のようでバカバカしいと
思われるかもしれませんが、
大人だからと言って
賢そうな話し方をして
かえって周りを困惑させるよりも
【シンプルで誰にでも
   分かりやすい話し方で】
多くの人との意思疎通を目指す方が
素敵だと思いませんか?

きっと頭の中で
多くの難しいことばっかり考えて、
考えすぎて出てきた言葉が
組み立てられないのだと思いますから
【日ごろから頭の中でもシンプルに】
考えられるような習慣づけも
大切なのではないかと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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