アスペルガータイプの人では
”文章の組み立てが苦手で”
思ったような言葉が出にくく
言いたいことと反対の意味で
伝えてしまうこともあります。
ですが
【おしゃべりできる人】もいて
今回はそのタイプの人に関して
取り上げてみたいと思います。
ちょっとややこしいかもしれませんが
よろしければ
ゆっくり何回か読んでみてください(^^)
私の持っている事例では
男性の方が口数が少ない感じで
おしゃべりタイプは
女性の方が多いかなと思いますが
男女別に説明しますね。
まず当事者の気持ちになってみると
【あれもこれも、全部伝えたい】
という積極的な感情を受けます。
ですから”補足が多い”という
イメージの会話になりやすいです。
私たちが何かを話すときは、
だいたい起きたことなどの
”流れに沿って”伝えますが、
考えのポンポン浮かぶ当事者たちは
「あっ、これも言わなくちゃ」と
【話が逸れてしまいやすいです】
例えば、
A・B・C・Dの流れで
Eの結論に話を持っていく予定のはずが
Aを話しているうちに補足を始めて
謎の話題のMが出てNに流れていく感じで
最初はAさんの話をしていたはずが
Aさんの友達のKさんの話が始まっていて
さらにはKさんの両親の話になっていたり
【誰(何)の話をしているか
分からないような内容で】
聞き手は困惑してしまいます。
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この間、買い物に行ったときにAさんに会いました。
Aさんは明るく気さくな人です。
AさんはKさんという友達と一緒でした。
その人は、結婚されていて子供は2人います。
ご両親は公務員をされていて
〇〇市の役所で仕事しているそうです。
親子関係が大変だったようですが
今は仲良く暮らしているみたいですよ。
お子さん2人は私立の学校に通われていて
塾通いが大変だったらしいですよ。
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仮の文章を作ってみました。
途中から主語を抜いていますから
そうなると誰の話か分かりませんよね。
男性に多そうな話し方も想像してみます。
男性の場合は”結論が見えるけれど”
【寄り道が多いような】感じで、
また勉強を得意とする人たちは
【難しい言葉を並べすぎて】
聞き手は分からなくなってしまいます。
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「〜とは、このようなことに於いて
こういったことが原因であり、
そういった理由があってこんな感じで
つまりこういうことだから〜です」
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=====まとめ=====
文章にしてみると、ややこしいですね(;^_^A
すみませんですm(__)m
男女で分けてみましたが、
共通点で考えてみれば
【伝える情報の取捨選択が苦手】
といった感じなのではないでしょうか。
そうすると
”何が言いたいのかがブレてしまい”
思ったことを伝えられないために
相手からの理解を得られません。
ここで当事者の感情としては
「なんで分かってくれないの!」という
【怒りにつながりやすく】
人間関係が悪化してしまうのです。
次回は、
「じゃあどうしたらいいの?」について
ポイントを絞って書きたいと思います。
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