「神経質だと言われます」
相談事例でよくあるセリフです。
神経質と言われる場面を考えると
だいたいネガティブですよね〜。
【どうでもいいことまで気にしすぎ】
といった印象かと思います。
確かに神経質すぎると、
心身の不調につながりやすくなりますし
周りを巻き込んでトラブルになるし
あまり良い感じはしないですよね。
だけど、
【適度な神経質さに助けられる】
ということはあると思います。
例えば、神経質な人って
自分自身のことにも気を遣うけれど
周りの動きなどにも敏感ですよね。
だから【変化に気づきやすくなる】
ということがあると思うのです。
「ん?なんかいつもと違うな」です。
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仕事から帰宅すると、息子の様子がおかしい。
いつもなら「おかえり」と言ってくれるのに
何も言わないで部屋に入ってしまった。
夕食の時、
その日あったことを話してくれるのに
「うん、ううん」程度しか話さなかった。
体調でも悪いのだろうか?
学校でトラブルでも起きているのだろうか?
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専門家は、その人の声色、しぐさなどを
【観察することを必要とされています】
それは臨床経験を積めば積むほど
相手のことを読めるようになる、
というのはあるのかもしれませんが
専門家でなかったとしても
【周りに神経を使って】
様子を伺っている人も同じです。
※専門家は、そこから疾患などの
見立てを行うのが一般との違いです。
ですがそれは、
【人の顔色を伺うのとは異なります】
そういう人たちが気遣っているのは
【怒っているかどうかという視点だけで】
それ以外の様子には反応しません。
もともとの性格や、生育環境、
また現在おかれている環境などによって
神経質さにも変化が現れます。
*****まとめ*****
神経質すぎると
胃痛などの身体的な影響や
不安障害など心への影響があります。
「神経質」は、
【周りにネガティブな
行動や言動を押し付けがちなので】
悪いことと思われます。
なぜなら、本人は
【自分が安心したいために起こす
行動や言動だからです】
それは自分本位ですよね。
だけどもしもそれを、
【親切という形で表せたら】
周りは喜んでくれます。
ポイントとしては、
・自分本位でなく相手本位で考える
・要らぬお節介にならないように
・全部自分で引き受けない
こんな感じですかね。
自分主体での表現を抑え、
神経質さを上手に使いこなせたら
【頼りがいのある人】に
なれるかもしれませんね。
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