2021年12月18日

一回、振り向いて眺める

「ついうっかり」の多い人、
発達障害の傾向で言えば
ADHDタイプの人は
忘れ物や失くし物が多くて
困ってばかりかと思います。

また、だいたいのことがクリアできても
【詰めが甘く、惜しい結果】
なってしまうことも
多いのではないでしょうか。

例えば、
たくさん忘れ物をするわけじゃないけれど
毎日【何か一つは足りていない】
みたいな感じです。

ちょっと話は逸れますが、
ADHDの相談でよくあるのが
【必ず一つミスをする】ことです。
リスト作成やテスト回答などで
後で見返したら分かることなのに
毎回何らかの間違いを起こしてしまう、
ということが多いですね。

これらについては
当事者は苦手だとは言っても
【見直し確認を必ずすること】
仕事の方に関しては
【ダブルチェックを行うこと】
ミスを減らすことができます。

それで本題に戻って…
家の中での失くし物については
こまごまアドバイスがありますが
以前少し書いたかと思いますので、
また、いつか改めて
取り上げたいと思います。

今回は”外で忘れ物をしてしまう”
ということについての対策を
以下にまとめます。
*****まとめ*****
出かけた先でスマホを忘れたり
ペンを失くしたりするのが
頻繁にある人たちは
そこから帰る時に
自分の座っている場所で立ち上がったら
【一旦振り向いて
   全体を眺めてみてください】

急いで立ち去る時などは
慌ててしまいがちなので
なるべく冷静になれるよう
【帰り際に自分への
  号令的な言葉を頭に浮かべ】
冷静に対応できるよう
取り組んでみてください。

号令的な言葉というのは例えば
「帰る時には振り返る」など
頭に思い浮かべることです。

私は、うちに誰かが来て帰る時は
私がそれを代わりにやっています。
忘れ物、よくあります(笑)
だから相手が慌てていても
【私が慌てないようにして
    振り返って確認する】
というわけです。

うっかりさんは、
忘れ物がないか確認するとき
”カバンの中を見渡す”
ということは行うのですが、
それで周りのチェックを忘れます。

立ち上がってその場を去る時、
一回振り返って全体を見ることで
忘れ物は結構減ります。
慣れるまでは
確認すら忘れるかもしれませんが
ぜひ試してみてくださいね。

余談ですが…ある方が、
忘れ物はしなかったけれど
私のものを持ち帰ってしまった時は
さすがにびっくりしました(;^_^A
慌てていると
【自分と他人の持ち物の区別】
うまくできないケースでした(笑)
posted by 心療カウンセラー長谷 at 10:22 | TrackBack(0) | 発達障害
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