2021年11月25日

自己有能感

前回は「自己有用感」だったので
今回は、自己有能感について
書きたいと思います。

これは簡単に表現すると
【私には能力がある】
自分で思っていることです。
自信のある人ですねぇ。
そう言い切れる人って
すごいなぁって私は思います。

ただ、
【そう思う根拠がない場合】
ちょっと行き過ぎると
まさかの厨二病…?(;^_^A
…とはいえ、
心からそう信じている人も
実際には存在しています。
(厨二病かは知りませんがw)

私のように知能が高くない人間は
自分が有能だなんて
ほとんど感じる場面がありません。
前回の話じゃないけれど
いつも「足りない」って思っていて
必死で知識にかじりついて
有能な方から見れば
滑稽な私なのでしょうね(笑)

この自己有能感も
【比較する人間がいてこそ】
味わえるものだと思います。
ですがそういった人たちも
カウンセリングなどの相談施設を
利用することがあります。

事例からピックアップしますと
【自分の思っていることと
   現実が伴っていない心配】
ということがあると思います。
==============================
私は能力が高いのですよ。
成績はトップだったし
良い大学にも行ったし、
一流企業に就職したし。
なのに、いつも人となじめないし
なんとなく孤独を感じるんです。
私よりも能力の低い人間たちが
楽しそうにワイワイやっているんです。
なぜ、私がそのように扱われないのか?
それを知りたくて相談に来ました。
==============================
相談内容だけを読むと、
なんと傲慢な!!!などと
感じてしまうかもしれませんが、
それは言葉の使い方だけで
実際には不安で相談されています。

この人の場合は
【成績=人間性の高さ】
という間違った認識を
どこかで覚えてしまっていて
それを社会に出てからも
自分の価値基準として持っていたため
うまく人になじめない自分に対して
疑問を持ってしまったということです。
*****まとめ*****
自己有能感も人には不可欠で
心の健康を保つために
持ち合わせていた方が
良いと思います。

ただし、
【人を見下すために】
そう考えてしまっていたり
【根拠がない
   行き過ぎた考えは】
自分にもダメージを与えます。

ですから、
程よくバランスよく…ですね。
いつもの言葉になりますが。

そして、
「有能である」と感じたとしても
【それは人間の能力の一部】です。
何かに特化した知識や技術、です。
だから、他の分野では
全然有能でない場合もあります。

【人は有能であるが、
     万能ではない】
ということを念頭に置いて
自分磨きをされると
良いのではないかと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 16:16 | TrackBack(0) | 自己改革
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189159351
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック