2021年10月26日

どうやったら「配慮」を覚えられますか?

「よく気が付く人がいて…」
「気の利く人になりたい」
などの相談も時々あります。

いわゆる”気遣いのできる人”は
何を見て考えて、そうできるのかを
私なりに考えてみました。

単純に分かりやすいのは
何かの話になった時の典型で
(自分たち以外の話で)
「私は〜」と始まる人と
「その人は〜」と始まる人、
「その事実は〜」と始まるなど
【どの視点や立ち位置で
      考えているかの違い】
というのが考えられます。

◆事例
************************************
取引先の企業に友人がいるのだけど、
その人がモラハラを受けててね。
だから上司に相談してみたら
「対応するから待ってくれ」と言われ
それから1カ月経過しても
何も対応してくれてないみたいなの。
************************************
自分目線では、
「そんなことされたら耐えられない!」
相手目線では、
「その人はどんな苦痛を味わったのかな?」
社会目線では
「モラハラというのは〜で……」

こんな違いがあるかと思います。
一概には言えませんが、
【自分がどの視点で
   考えるクセを持っているか】
これについては日々検討して
振り返ると良いかと思います。

また、男性的なエスコートや
女性ならではの気遣いに
憧れている人もいますね。
「モテたい」人は相談してくれます。
私も、モテたいです(笑)
だから一緒に考えます(;^_^A

よく気の付く人は
【頻繁に対象者を見ています】
暑そうにしていたら
さりげなく水を渡したり
エアコンの温度を下げたりします。
荷物が重たそうにしていたら
さりげなく持ってあげます。

自分目線で考える人は
【自分の感覚で判断するので】
「自分でやればいい」という
感覚になってしまいやすいです。
リモコンは目の前にあるし
荷物は持てるから持っている、
といった判断になります。

その時、相手が
どうしてほしいか分からないから
自分の感覚で考えてしまい
【〜しましょうか?】という
感覚になりにくいかもしれません。

例外ですが、
【親の顔色を伺って育った人】
また特殊な配慮をするクセがあります。
とにかく
【機嫌をとって媚びるような】
嫌われない方法を採る感じです。

これは、気遣いとは異なります。
だけどそうしなければならない
生活を送っていたのですから
クセ付いたものが残ってしまいます。
相手が親でもないのに
上司や先輩、友人にまで気を遣い
【自分の気持ちを削ってまで】
相手に従おうとしてしまいます。

配慮とは、
【プラスされたサービス】
顔色を伺うのは
【マイナスにならない
     ためのサービス】
といった違いがあるかと思います。
*****まとめ*****
気遣いができるようになるためには
・周り全体を見渡す習慣
・相手の視点で考えること
・自分の感覚で考えないこと
この3つがポイントになります。

ただ、
最初から上手くできるはずはなく
相手の気持ちなど
誰にも分かるはずもありませんから
こういう時は、
どうすればよいのか?などの疑問は
【多くの人からの
   情報収集を手がかりとして】
試していくと良いかと思います。

また、気遣いが上手な人は
【質問も丁寧にします】
上記例の中でのエアコンなどは
自分の感覚で付けるのではなく
「少し暑いので冷房にしましょうか」
などと声をかけます。
【さりげない自然体の声かけ】
気遣い・配慮の一つです。

気遣いに関して気になる人の
参考になれば幸いです。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 16:55 | TrackBack(0) | 自己改革
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