私がプライベートで人と会う時、
また、自分の職業を知られた時に
「分析しないでね」
「分析ばっかりするんでしょ」
などと言われることがあります。
まぁ、表面上「しませんよ」って
言っておきますけどね、
実際には分析しています。
そういった言葉が出た時点から
分析は始まります。
ですがそれは
【私が専門家だからではなく】
【誰でも同じように
やっていること】です。
今回はその”誤解を解きたい”
思いから取り上げました。
正確に言えば、分析というより
【最初の見立てが大切です】
例えば、
あなたがもし友人から紹介された
初対面の人が目の前にいたら
「どんな人かな?」と思いませんか?
友人のつながりだからと言って
100%信用できるかなんてわかりません。
だから自分から話しかけながら
相手を知ろうとしませんか?
その時、”あなたも分析して”
(ある程度の見立てをして)
その結果、付き合いが続くかどうか
決まっているはずなのです。
ただ、友人に紹介されたからと言って
何も考えず無条件に心を許しませんよね。
それと同じなのです。
だけど紹介された相手は
あなたが専門家ではないとしたら
「分析しないで」なんて言いません。
ここで一旦まとめますと
【誰でも
自分の経験値に基づいた
分析をしている】
ということが言えます。
では、なぜ専門家が敬遠されるか?
そこの違いを考えてみたのですが
【その分析結果を説明できるか
できないかの違い】
なのかな?と思いました。
心理職の人たちが長年経験するのは
【観察力を高めていくこと】です。
分析する…というよりは
その人、一人をまっすぐと見つめて
「どういう人なのか」真剣に考え
それを具体的に説明します。
だからと言って
【その結果を
相手に言う必要はないので】
相手から求められない限りは
こちらから言うことはありません。
(残念ながら、興味本位で
聞いてくる相手は多いです)
*****まとめ*****
長年の付き合いのお客様で
私より年上の方々の中には
【私以上に鋭く、
さすが経験値が高い!】
と、感じる人もいらっしゃいます。
その逆に、
若い同業者は観察力が
私より甘いかもしれませんし
例えば、親であるかないかといった
【立場の違い一つで
着眼点は変わります】
好きなタイプ、嫌いなタイプ
それは人それぞれですし
価値観の違いもあるものですから
ただ、専門家であるというだけで
”ある種の偏見を持たれたり”
”冷やかし対象にされたり”
プライベートでからかわれるのは
正直、辛いなぁって思います。
過去、
「長谷さんなんかより、
私の方がよっぽど出来がいい」と
お客様に言われたことがあります。
私、ごもっともだと思いました。
経験や繊細さに基づいて
人を分析したり見立てるのは
私以上に能力の高い人たちが
わっさわっさ居る、と思います。
だから私程度の見立てなんて…
大したことないかも?(笑)
最後に一言でまとめますと、
【観察も分析も、
あなたにもできますよ】
ということですよ(;^_^A
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