ブログのコメントから、
ヒントをもらって書いています。
発達障害傾向を持つ人たちは
【自分のことで
いっぱいいっぱい】で、
また、
【周りの雰囲気を
察知しにくく】
目に見えたものの感じ方が
違うということを思い出しました。
例えば、
目の前の人が暑がっている時
私たちはそれを察知して
エアコンを付けてあげますが、
当事者は
「どうしたの?」と聞くだけです。
目の前で苦しがっていても
別のことを考えている…
なんてこともあります。
そして、前回の内容の
「いじめ」についても同様で
【それがいじめかどうか
判断できない】
というコメントをいただきました。
これ実は、臨床現場でも
時々当事者から聞いていました。
自分から見えている人たちの
いじめが分からないだけでなく
【自分がいじめられていても
気が付きにくく】
他の人に言われても
「え?そうなの?」と
きょとんとしてしまうそうです。
また、AちゃんがBちゃんを
悪く言っていたとしても、
それが”悪口”ということを
理解できない場合もあって、
良かれと思って
Bちゃんに本当のことを
伝えてしまうこともあります。
*****当事者の方へ*****
いじめの形は色々あります。
・無視をする
・暴力を振るう
・仲間はずれにする
・物を取り上げる(隠す)
・秘密事や嘘を言いふらす
・勉強の邪魔をする
もっともっとありますが、
これらに共通していることは
【やられた側が
傷つくかどうか】です。
確かに当事者は気が付きにくく
だから「いじめ」だと思わず
それでいいのかもしれませんが、
場合によっては
【それを見ている
周辺の人が判断する】
ということもあります。
いじめの自覚がなく
気が付いて謝ることができ、
また、与えた心の傷が
どのくらいの期間で
修復可能かどうかの程度で
変わることもあります。
(昨日の失言、ごめんね
それで済む場合など)
ですから、
加害者側の人にとって
【たとえ親切心からでも】
それが相手を傷つけるなら
いじめ、と捉えても
良いのかもしれません。
けれど私たちは完璧ではなく
誰だって無自覚に
人を傷つけることがあります。
なぜなら、
【相手がどんなことに
傷つくか分からないから】
その状況を回避するのは不可能で
相手のことを詳しく知らないし
推測するのも困難だからです。
こういった無自覚の状況を
避けるためには
【相手との関係性】を基本に
”それを伝えるかどうか”
判断することが大切です。
通りすがりの人に
「メイク乱れてますよ」
「寝グセついてますよ」と
声をかければ失礼ですよね。
でも親しい友達や
身近な家族には言えるように
【関係性と発言内容は】
一緒に考えることが大切です。
人との関係性、距離感も
次のテーマになりそうですね。
読者様、良いヒントを
ありがとうございました(*´▽`*)
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