2021年07月13日

環境の変化

この頃、集中力が落ちています(-_-;)
環境の変化もありましたし
気候についていけておらず
「疲れたなぁ…」と感じる
毎日が続いています。

それで今回は
【環境の変化が苦手】について
取り上げたいと思います。

もともと私は、
環境の変化が好きでした。
でも年を取るごとに
落ち着いて過ごしたい気持ちが
強くなってきているのを感じます。
中年ですからねー(笑)

発達障害傾向の人たちにも
環境の変化が苦手な人が多く、
【その状況に適応できず】
パニックを起こしたり
イライラ怒ったりして
自分も周りも困惑する状況が
起きることがあります。

環境の変化の内容は様々で
毎年4月のクラス替えや
社内の部署異動などで
動揺する人もいますし
転勤や引っ越しもそうですね。
だけど
【環境の変化を
  避けることは不可能で】
まったく同じ状況を
保って生きることはできません。

変化が平気な人と苦手な人、
その違いは何かというと
【変化に対する
  印象の持ち方の違い】
というのがあると思います。

例えば、
好奇心旺盛な人たちは
変化した先に「ワクワク感」を
見いだすことができます。
全てが楽しいわけではないですが
【変化後のメリット】
感じやすいのかもしれません。

その逆に苦手な人にとっては
【事態が悪化する】という
イメージを持ちやすく
【不安ばかり予測してしまい】
メリットを感じにくいです。

仮に、同じ状況を体験しても
【感じ方・視点が違うと】
変化する世界そのものが
明るくもなるし、暗くもなります。
*****乗り越えるコツ*****
環境の変化が苦手だとしても
それを避けることはできません。
そして、その変化に
【慣れるまでも時間がかかり】
その間のストレスは
周りが想像している以上でしょう。

こういう時は、
当事者側も支援者側も
【最初の取り決め】
みたいなものを用意します。

例えば、
”一人になっても良い
     時間を確保する”
というのも重要です。
周りがバタバタしていたり
何かが動いているだけで
自分が落ち着かない…というのは
割と誰にでもあることですが、
発達特性を持つ当事者には
その【刺激が強すぎて】
他の人よりも疲れやすかったり
イライラしやすかったりします。

ですから、
ずっと一人でいるのは難しいので
(学校や職場など)
「この時間は一人でどうぞ」
といった時間を確保します。

ダラダラと
一日を過ごすのではなく
【細かく区切りをつけて】
少しずつ環境に慣れていく…
そういった取り組みをしてみては
いかがでしょうか。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:52 | TrackBack(0) | 発達障害
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