思い込みが発生しているときは
【考えが一つしか浮かばず】
冷静な時であれば
それ以外の考えが浮かぶのに
一つの考え方を
【絶対だと信じてしまう】
状況になってしまいます。
確かに
発達障害傾向を持つ人たちは
選択肢が少ないこともあって
そういった頻度や程度が
他の人より高くなりがちですが、
私たちには誰でも
思い込みが発生するものです。
その思い込みが
長い期間続くこともあります。
例えば、
人を傷つけてしまったり
過去に過ちを犯したことを
ずっと引きずっている人が
その当時の状況について
少しずれた認識をしてしまい
【長年冷静になれず】
自分を責めていることがあります。
分かりやすく言えば、
学生時代の友達に
「あなたのせいで私が傷ついた」と
言われたことを引きずっているとか、
学生時代の失敗を
今に当てはめてしまっているなど
【過去を過去と割り切れず】
何十年も悩んでいる、などです。
もちろん、
過去の自分があって
今の自分があるのですが
私たちは
【年齢を重ねながら学習し、
成長しているので】
10年前の自分と今の自分が
同じだと考えること自体
不自然なことですよね。
*****当てはまる方へ*****
こういった人たちの
当時の状況から現在までの
詳しい話を聞かせてもらうと
・時系列が違う
・それとこれは別の話
・論点がズレている
このようなことが起きています。
ですから改めて
当時の状況を振り返ってみると
思い込んでいたことに
気付くことができるかもしれません。
極端な例を挙げますが
(私がいつも使っている例です)
================================
以前、親切にしてくれたAさんが
ギャンブルで借金してしまい
返済できず私のところに来ました。
ですが、私は
お金を貸すことを断りました。
するとAさんは、
「親切にしてあげたのに
お金をくれなくて傷ついた」と
私を責めてきました。
================================
この”相手の言い分”に乗せられて
思い込みが発生しやすいのです。
ですが、
・それとこれは別の話
・親切は「貸し借り」で
考えることではない
・相手が借金したのは、
私が原因ではない
実際、そうではないでしょうか。
最後に、思い込みが強くなると
【時系列や事実が書き換わり】
話が食い違ってしまうことが
起きると考えられますから、
これから先も
似たようなことが起きた時には
【一人で抱えず相談すること】を
頭の隅っこに
入れておいてくださいね。
【自己改革の最新記事】