生まれて初めての愛着形成は
母親が相手であることが
多いのですが、
大人になってからの再形成は
【パートナーがお勧め】と
言われることが多いです。
例えば、
ある女性の愛着が傷つき
その年齢が30歳くらいだとして
母親は60歳くらいだとします。
そうすると、幼少期のような
対応をしてもらえる可能性は
だいぶ低くなると思います。
一方、
パートナーとの生活は
仕事や趣味があったとしても
寝食を共にし、
【共有できる時間が多く】
【男女間の甘えが許される】
関係になります。
だから、
パートナーがお勧めなのかな?
と、私は考えています。
さて、その愛着の再形成は
簡単ではありませんし
それまでの人生で
拗らせたものがあるのですから
【一筋縄ではいきません】
その大前提を忘れずに
取り組むことが大切です。
当事者ひとりでは取り組めず
【必ず支援者がいること】
複雑な思いを見せる当事者に
【説明できる能力】と
無理な要求をしてくるときに
【断る勇気を持つこと】が
必要になってくると思います。
何より欠かせないのは
【肯定的な態度】です。
愛着が傷ついた人たちは
「どのくらいで相手が怒るのか」
という”愛情試しをくり返し”
支援者がそれに気づかず
怒ってしまうと、
当事者はまた傷つきます。
実際、自分自身で
【傷つく方向に
持っていくクセ】が
ついてしまっているので
そういう場面に多々遭遇します。
それでも
【根気よく続けること】が
回復への道なのです。
それは何年も何十年も
かかることかもしれません。
他人にだけでなく
【自分への不信感も強く】
複雑な感情を抱えて
これまで生きてきているのですから
長い目で見ていく必要が
あるのではないでしょうか。。。
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