この話、もしかすると
ずっと前に書いたかもしれません。
お客様からの質問で
「どうしてお金は揃えて
渡さないといけないのですか?
というものがあったのですが、
発達障害傾向を持つ人たちは
【効率重視】であったり
【極度のめんどくさがり】
といったことから
”お札を渡す目的”を見ますが
そこに発生する「気持ち」は
あまり想像することができません。
もちろん、
それまでの人生のどこかで
「そういうものだ」と教えられ
ルールの一つとして
守っている人もいるのですが
【その理由が分からないから】
お札を揃えることをしないという
お客様もいるわけです。
以前取り上げた時に
どんなことを書いたのかも
覚えていないのですが(;^_^A
今の私が思っていることは
それは決してルールではないけど
不揃いのお札を渡すと
【雑な人だと思われる】
ということが一つあります。
当事者は、こういう時
「別に人からどう思われてもいい」
などと言い返すことが多いですが
その割には
人からの評価を気にしていて
【考え方が矛盾】しています。
それで、
人からの評価以外で考えると
お札を渡すということは
【所有者の権利が
相手にわたる】
ということですから
【相手の持ち物を
大切に取り扱う】
という意識は大切かと思います。
前回書いていた
「雑さ」とも関連していますね。
*****当事者の方へ*****
いつも同じことを言っていますが
自分に大切なものがあって
それを侵害されたくないのは
誰でも同じ気持ちです。
だから、
【大切なものかどうか
わからなくても】
【他人の持ち物を大切にする】
という基本的な態度は
絶対に必要なことです。
それはお金に限りません。
借りたハンカチを洗って返すとか
借りた本を汚さず読むとか
いろんな場面に適用できます。
人との関わりが希薄で
そういった経験が少なかったとしても
【自分以外の人との
関わり全てに】
今回の話は適用できます。
すれ違う人と
偶然関わらないといけないとか
コンビニのレジで
関わることになるとか
生きている以上は
自分以外の人間と接触します。
なかなか、
想像が追い付かないかもしれませんが
想像を膨らませるよりも
”実行に移す”方が早いですよ。
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