発達障害傾向を持つ人たちは
【手先などが不器用な
人が多いです】
その理由は
・自分の身体能力以上にせっかち
・協調運動がうまくできない
・興味がないから大切にできない
・心的エネルギーが不足している
・とてつもなくめんどくさがり
といったことが考えられます。
ですから、
おっとりしたタイプの人、
体幹バランスの良い人
細かいことが好きな人などは
例え発達障害であったとしても
不器用でないこともあります。
さて、その不器用さは
【日常的な所作にも
表れやすく】
一つひとつの動きが不器用だと
当事者にそんな気がなくても
周りに誤解されてしまいます。
いくつか例を挙げてみますと…
せっかちなために
家の中でせかせか動くのですが
【力加減の調節ができず】
そこら中にぶつかったり
扉の開け閉めがうるさかったり
不自然な動きをしてしまいます。
それを家族が見ると
【自傷行為や怒り】のような
ネガティブなものに感じます。
また、人への対応そのものが雑で
・目を見て話さない
・返事をしない
・適当に答える
ということをくり返すと
【相手をバカにしたような
態度になり】
嫌われてしまいます。
こんなことをする人は
滅多にいないかもしれませんが、
(失礼ということを
知らない前提で)
早く行動を終わらせたいからと、
家族にお金を投げて渡すなど
【悪気なくモノを投げる行為】も
雑で失礼な態度ですよね。
総合して、
【態度・言動・表情】など
多くのところに雑さがあれば
周りに勘違いさせてしまうことが
考えられますし、
不器用さが原因の雑さは
日常的にトレーニングを
した方が良いことの一つです。
*****当事者の方へ*****
ADHDの衝動性など
どうにもならない場合には
薬で抑えることになるでしょうが、
「自分で良くなりたい」と
心から決心する場合には
【身近な人とのフィードバック】
から始めることになります。
日頃の自分はどんな感じか?
どんな動きが気になるか?
直してほしいところは?
など、周りから情報を集めます。
その中に
「自分では
そんなつもりはなかった」
という内容が見えてきますから
その部分に関して
【どう変化させれば良いのか】を
しっかりと話し合ってください。
一人で取り組むとしたら
【自身を撮影しておき】
あとからチェックする方法です。
それでも自分では分かりにくく
【なぜそれが
ダメなのか自体が】
理解しきれない場合には
やはり支援の手が必要です。
今のままでいいという人は
変わる必要はありませんが、
何かを改善したかったり
今以上に成長したい人は
日々、こういう取り組みが
大切なのだと思います。
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