私たちは日常的に
色んなことを想像したり
推測したりしますよね。
そして自分なりの答えを見つけて
行動や言動を決定しながら
毎日を過ごしています。
私が学習していく中で、
自分で考えて結論を出すという
いわゆる「推論」には
【帰納的】と【演繹的】の
推論があることを知りました。
=帰納的推論=
自分の経験や、
テレビ・ネットなどの情報、
友達から聞いた話などを
複数の情報の中で
【共通することを
まとめて結論を出す】
という考え方です。
例えば、
〇テレビで「痩せる」と評判の
サプリメントを見かけた。
〇Aちゃんが試して
痩せたことを聞いた。
↓
「そのサプリメントは痩せる」
という結論を導き出す。
注意点:一部のわずかな情報や
都合の良い情報に偏る
=演繹的推論=
一般的なルールや
誰にでも当てはまるようなこと
誰でも知っていることなど
【普遍的な事実を
組み合わせて結論を出す】
という考え方です。
例えば、
〇犬は噛みつく。
〇猫は引っかく。
↓
「動物は怖い生き物」
という結論を導き出す。
注意点:そもそものデータや
根拠自体が違っていたり
無意識に主観が入ったりする
これをアレンジして
身近なところに当てはめて
考えることが大切なのですが
これだけでは今一つ
ピンと来ないかもしれません。
そこで、
発達障害の傾向を持つ人たちに
よく起きてしまう事例を
次回で取り上げたいと思います。
ですが、
実際は【判断ミス】など
誰にでも当てはまります。
自信のない人や人見知りの人、
体調不良などで
思考が正常でない時などは
誰でも間違ってしまうものです。
ちなみに、上記の推論は
「どちらのやり方が正しい」
というものではないのですが
【どちらの方法を選ぶか】で
導き出される結論が変わるし
それぞれに
メリットもデメリットもあります。
ですから、
時と場合に応じて
使い分けることが大切ですね。
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