ギブ&テイク、人との距離感、
与えすぎたり求めすぎたり
人とは本当に難しいものですね。
また、
自分自身の気持ちに向き合うと
「あぁ…厄介だな」なんて
思ってしまうことも多いことです。
ですが、
【それが人間らしさ】
でもあるのかもしれません。
感情を持ち合わせている私たちは
本来備わっている性格に加えて
育った環境などが影響して
色んなパーソナリティを形成します。
だから、
どれが正しくてどれが間違っていて
自分の存在がどうだ、とかの問題ではなく
【自分がどう在りたいか】
という考え方に注目してみてください。
今回は、
愛着形成の失敗についてです。
これは簡単に言えば
【愛情不足】のことで
ただ虐待されていたから
愛をもらえなかったのではなく
たっぷりの愛を貰っていても
【愛されていると
自分が感じられない】
ということを指します。
表面上ではなく内面上で
・心がいつも孤独
・人と分かりあえた気がしない
・自分だけ違う人間に思える
こんな気持ちを持ってしまいます。
そのため、
人との距離感が分からなくなって
過度に接近する人や
過度に拒絶する人
接近するけど怒りとともに行う人、
大きくは
3パターンに分かれます。
その程度の差はあったとしても
別に特定の人だけではなく
割と誰にでもあることで
【特に昭和以前の厳しい時代に】
育てられた人たちは
愛情不足であったと推測できます。
私は昭和後半の人間。
その頃で知っていることは
・子どもが5歳になったら
抱っこしてはいけない
・男女の持てる色は決まっている
・男は泣いてはいけない
・女は笑っていないといけない
小さな子供のころから
こういったことを教えられました。
ま、私は心の中で
「はぁ?ふざけんな」って
思ってましたけどね(;^_^A
なんとも”我”の強い子でしたwww
父の言うことが絶対で
親の言いつけに背けない。
愛を求めてはいけない。
そんなイメージでした。
*****愛着に問題のある人へ*****
愛情不足を常に感じている人は
周りの人たちが楽しそうなのを見て
自分だけ孤立しているような
感じがするかと思います。
また、人との信頼関係を
うまく築くことができないのも
自分に限ったことと誤解します。
ですが、
【信頼関係は
簡単に築けないもの】です。
それを”信頼”と
思えるようになるまでには
とても時間がかかることなので
ここで重要となるのは、
信頼を勝ち取るまでの間
【自分が一貫して
安定した状態にあること】が
何よりも必要なことなのです。
相手を信頼できないから
どう接していいか分からないから
その【不安定さを見せ続けると】
相手の信頼を得るどころか
「この人、難しい人だ」などと
思われて距離を置かれてしまいます。
また、承認欲求の強さから
相手に「〜してほしい」と
求めすぎてしまうことによって
【相手の負担を
大きくしてしまうので】
これにも気を付けましょう。
もう一つ、
相手の気持ちが信じられないから…と
【何度も気持ちの確認をすると】
それも面倒がられてしまいます。
男女関係で言えば
「私のこと好き?ねぇ好き?好き?」
って感じです。
もし、確認したくなったら
【質問形式は使わないようにして】
「そんなに私のことを
好きなのね〜( ̄ー ̄)ニヤリ」
といった感じで
【肯定的な文章を使って】
確認するようにしてみてください。
この問題を乗り越えるには
けっこう時間がかかりますし
根気も必要です。
だから、
自分の乗り越える課題を洗い出して
その取り組みを続けつつも
【そういう自分との付き合い方】
みたいなのも一緒に
考えてみると良いかと思いますよ。
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