2020年12月15日

報連相がおかしい

今回のテーマは
私のプライベートにおいても
相談事例においても
だいぶ増えてきたなぁと思います。

だいたい、
発達障害関連の相談を受けていると
よく出てくる話なのですが
職場での報連相って
どうやればいいの?という話です。

まず、報連相の
違いが分からないということ。
報告・連絡・相談
相談は分かるけれど、
報告と連絡の違いは?と
戸惑うことがあるようです。

ざっくりと言うと
報告と連絡は
【目的が異なる】ということです。
報告は【何らかの結果】
連絡は【知ってほしいこと】
と言えば分かりやすいでしょうか。

そして、報告については
・どのタイミングで
・どんな内容で
報告すればいいのか分からない、
というお話をよく聞きます。

このとき、
【相手が何の報告を
   求めているか分からない】
ということもあるようです。

ですから、
支援側(報告を受ける側)は
何らかの指示を出すとき
【具体的な指示内容で】
お願いする必要があります。

特に
【期限の長いものほど】
細かく指示を出してください。

ある相談事例では、
「期日が先なのですが、
 全く手を付けない状態で
 1ヶ月放置しています。
 ですから報告の内容がありません」
ということがありました。

人によっては
何も進めていないものに関しては
報告できる内容がない、と
考えることもあるようです。
*****当事者の方へ*****
報告のタイミングは
「最初の確認」と「中間報告」
そして「結果報告」と
大きく3段階に分けてみると
目安にしやすいと思いますが
長期のものになると
【もっと細分化して報告する】
ことが求められます。

報告を受ける側は
【どうなっているか知りたい】ので
もし何も進んでいなくても
【ネガティブな
   内容だったとしても】
報告をしなければいけません。

現状を報告することに加えて
【この先の流れ(予定)】
一緒に報告してください。

また、
予定より大幅に遅れているなど
良くない状況で
【結果が出ていないから、と
      報告を遅らせると】
手遅れになる場合があります。

そのようなときは
【タイミングを考えず、すぐに】
報告して”相談”する必要があります。

最後にまとめますと、
報告する内容というのは
【最後の結果だけでなく】
【途中経過や問題点】なども
含まれるということです。

「それは不要なこと」と
勝手な判断をするのではなく
その判断は上司に任せるようにして
【何でも話してみる】ことが
大切かと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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