2020年07月18日

悲しみは持続するもの

前回、
「行動の切り替え」について
記事を書きました。
発達特性を持つ人たちは
時間配分の失敗や
こだわりなどの理由によって
なかなか、次の行動に移れず
迷惑をかけてしまうことがあります。

それで、
行動の切り替えが苦手な人なのに
【感情は切り替えがすごく早くて】
周りの人は驚くことばかりです。

例えば当事者が
「誰かを傷つける言葉を
        言ったとして」
相手は、当然怒りますよね。
発達特性を持つ当事者たちは
叱られて凹んだり逆切れしたり
その瞬間は、すごく反応するのですが
【少し時間が経過すると
   笑顔でいつも通りになり】
その前の事は
なかったことのようになってしまいます。

この理由は
アスペルガータイプの人では
自分が人を傷つけるような
酷いことをしたところではなく、
【自分が怒られているという
   辛い状況から解放された】
というところに焦点が当たりやすいので
相手が許してくれさえすれば
それで終わりになってしまいます。

ADHDタイプの人は
人を傷つける
痛みは分かっているのだけど
【すぐに忘れてしまいやすいので】
やはりあっさりと
終わりになってしまいます。
*****当事者の方へ*****
当事者の方々は
すぐ忘れてしまうのに
【フラッシュバックに悩まされ】
苦しんでいることは分かっています。

フラッシュバックと言うのは
ただ単に思い出すというよりは
【その当時と同じ体験を
     くり返す感覚で】
相当辛いものだと思います。

逆に、周りの人たちは
フラッシュバックほどではないけれど
【悲しみなどの感情が持続し】
当事者がすっかり忘れている時も
心の中では苦しんでいます。

だからどうしろ、というわけではなく
この【違いを知っておくと】
日常で人とのやりとりに
違和感を覚えたとき
少し理解できるかもしれません。

当事者からすれば
「もう終わったことを
   何度も掘り返して…」
という感覚なのかもしれませんが
当事者のフラッシュバック同様、
【心の傷は長引きますから】
時間をかけて
【徐々に癒している】ことも
知っておいてくださいね。

感情は割と切り替えられる
発達特性を持つ人たち、
個人の感覚について
同じに揃えることはできませんが
人の気持ちを推し量れない時
【自分と同じ感覚で
    他人を判断すると】
ほとんど理解できないかもしれません。

だから、
相手の気持ちに耳を傾け
話を聞くことが大切ですよ。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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