2020年06月07日

論破して勝ったと思うのは間違い

人間は、
自分と意見が違う相手に対して
反発心を持ったり
偏見を持ったりすることがあります。

また、
承認欲求が強い場合や
自分の意見を押し通したいときも
【相手の尊厳を傷つけてまでも】
言い負かそうとすることがあります。

発達障害傾向の人たちにも
同じようなことが考えられます。
特に、物事について
【勝ち負けが全てという基準】
持っているタイプの人たちは
・いかに自分が正しいか
・相手がどれだけ愚かか
・自分以外の人間の低能さ
などを
まくしたてて話すことがあります。

例え、勝ち負けの意識がなくても
相手の意見を受け止めることが
【自分の存在危機】と思う場合も
同じようなことが起こるでしょう。

表面上の当事者たちを見ていると
周りの人にとっては
「なんてひどい人なんだ…」と
感じられる状況だと思います。

他のケースでは
【間違いを正したいという
      こだわりによって】
大勢の前で
権威ある人を責め立てて
平然と恥をかかせた上、
自分の有能さを誇らしげに
自慢することもあります。

これは、発達障害傾向のない人でも
もちろん同じようなことが言えます。
なので当事者、と表現するのも
どうかと思いますが
文章の区切り的に使いますね。
*****当事者の方へ*****
普段から論破している人は
昔から、
その手段を取ることによって
【自分は正しいことを
      強化してきた】
と考えられます。

また、相手を言い負かすことで
【自分が責められずに済む】
とも考えてきたかもしれません。

ですが実際には
その場で相手を言い負かしたとしても
相手の考えは
【そう簡単に変わるものではなく】
その状況を面倒だと思った相手が
【一時的に譲っただけ】なのです。

そして相手はきっと
その内容について、当事者と
【二度と話したいとは思わないでしょう】
それだけでなく
当事者自身は「勝った」と思っても
実際はそうでないことの方が多いです。

どういうことかというと、
論破した内容ではなく
当事者の【人柄への評価が落ちるので】
たとえ正しいことを言えたとしても
結果的に当事者自身が傷つきます。

本来は、
【誠実で温厚な当事者】にも関わらず
議論一つで自分の人間性を否定され
ひどく傷つく経験を増やしています。
そして「人が信じられない」とか
「人間はみんな敵だ」などと思い
社会から外れたいと願うようになります。

このことを踏まえて
当事者の持っている”良さ”を
人前でもっと発揮できるような
改善トレーニングに
取り組んでほしいな、と思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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