2020年06月04日

何が上から目線なのか?

発達障害傾向を持つ人たちの中には
【話し方が独特な印象のある】
タイプの人も多いものです。
話すときは普通だとしても
文章になると急に変わることもあり
”個性”の範疇を越えてしまうと
人間関係に影響があるでしょう。

例えば、
テレビ番組などでの
子供の話し口調はイメージしやすいです。
ただ、大人っぽいというよりは
【偉そうな口ぶりの小学生】って
見たことがありませんか?
・しっかりしているね
・賢い子どもなんだね
といった印象を持つこともありますが
”偉そうな態度だな”
感じる人もいるかと思います。

これに関連して
【上下関係での態度を
   使い分ける不器用さ】
というものもあるかと思うのですが…

そもそも当事者たちは
【ある意味、一貫しているので】
態度を使い分けることなどは
【外向きと内向きのみの2種類】
限定されているような気がします。
外向きは、いわゆる外面で
内向きは家族にあたります。

ですから、
外向きの中にも使い分けがあるのが
当たり前だと思っている私たちとは違い
外向きが1種類だけなのかもしれません。
(程度の差によります)

そして、
常に上から目線の人とそうでない人がいて
【プレッシャーを感じると偉そうになる】
というタイプの人もいるのです。
・先輩としてしっかりしなくちゃ
・バカにされないように気をつけないと
・年上とはこういうものだ
などなど、色んな思いを感じると
妙な口調と態度になってしまいます。

これが、
発達障害傾向を持つ人たちの
上から目線の背景かもしれません。
*****当事者の方へ*****
上記のこと以外では
”自分はすごい人間だ”
強く思い込んでいるタイプや
”すごい人に見せないといけない”
といった気持ちを持っている人は
常に上から目線になりがちです。

なぜか、人に敬遠されることが
多いと感じている人は
今一度「話し方」について
勉強し直してみることも
大切かと思います。

また、
そのような口調になってしまう
スイッチを持っているという
自覚がある人に関しては
予め”苦手なこと”として
相手に伝えておくようにしましょう。

もっと改善したい、
成長したいと望む場合には
【そのタイミングで
  指摘をしてほしいと】
お願いしておくと良いと思います。

人から指摘されることは
自分の存在を否定されたようで
とても苦しく悲しいものですが
【大人は注意されるより
  避けられる方が多いので】
具体的な課題を見つけるには
誰かにお願いするほかないのです。

それを踏まえて
毎日を過ごすようにしてみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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