2020年04月14日

ユーモアがない

発達障害傾向を持つ人たちの
「あるある」の中の一つで
【人を笑わせることが苦手】
というものがあります。

私たちが、楽しく談笑していたり
誰かがジョークを言って
みんながドッと笑いに包まれる中で
当事者が感じているのは
・何が面白いのか分からない
・自分も注目されたい
・人を笑わせてみたい
といったようなことのようです。

ですが、
【文脈の理解が苦手なので】
”布団が吹っ飛んだ”といった
分かりやすいダジャレは理解できても
高度なボケには気づくことができず
また、突っ込み方も分からないので
周囲との温度差ができてしまいます。

これも、彼らが
【馴染めないと思っている
        原因の一つ】です。
自分にとっては楽しくないことで
みんなが笑っているのを見て、
「あの人たち、バカみたいだ」と
心の中で見下してしまい
自然と一人、離れてしまいます。

また、
現実だけでなくSNS上でも
私は気づいてしまうのですが、
【ボケに気づいてもらえず、
  正論コメントを書かれて困る】
ということが起きています。
そこから炎上…なんてことも
少なからずあるのでしょうね。

それで、ちょっと残念なのが
彼らも馴染もうと
努力しているのは分かるのですが
【悪口や皮肉を
    ボケだと勘違いして】
そのような発言をしては
相手を怒らせ
「冗談も分からないの?」などと
ニヤニヤしている人がいます。
これでは余計に
【人間関係が悪化してしまい】
誰もHappyになれませんよね。

私たち支援側にできることは
「その言い方は失礼だ」などと
【ハッキリと否定すること】
それに対して文句を言い始めても
【取り合わないこと】
また、複数の集まりには
【当事者を参加させないこと】
などの工夫が必要です。

メンバーから外すことについて
”いじめ”だと言う人が
中にはいるかもしれませんが、
【その集まりの全体を
      見据えた区別】
考えてみると良いかと思います。
そのグループの雰囲気を把握し
参加できる人とできない人に分ける、
という考え方です。

そして、
当事者をずっと避けるのではなく
【当事者に合った集まり】
1対1の付き合いをすれば
仲間外れにはなりませんし、
【本人に事情を説明すると】
特性を持っている自覚のある人は
納得してくれるはずです。
*****当事者の方へ*****
「おもしろい人になりたい」
このような相談を受けることも
発達障害関連では、よくあることで
だからといって
誰もがそうなれるわけではありません。

ここで、アドバイスできるとすると
笑わせる役割は他の人に任せて
【自分の別の役割を見出し】
グループに属することができるよう
努力してみてはいかがでしょうか。

それでも、
面白い人になりたいのであれば
お笑い番組を見ながら
【身近な人に解説をくり返してもらい】
何度も何度も、勉強してみてください。
「面倒くさい」などと言って
何もしないで面白い人にはなれません。

芸人は、すごいなって思います。
天性と言われる人もいるでしょうが
大半の人が必死で努力しています。
相当な賢さがなければ
長きにわたって
芸能界に残ることは不可能です。

そして、お笑い以外にも
私たちの周りに
面白さは存在しています。
発達特性を持つ人たちの
能力の高い部分を生かせるとすると
【雑学王になること】でしょうか。

つまり、
【幅広い情報を持っていると】
誰かが興味を持ってくれるはずですし
【相手の考えを聞くように心掛ければ】
さらにその情報を深掘りできて
その相手との関係が
良くなるのではないでしょうかね。

ぜひ、参考にしてみてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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