2020年02月18日

信頼したくてもできない

「愛着」は、
生まれてから養育してくれる人と
1対1の関係のなかで、その相手が
”絶対に安心できる人”
”自分にとって安全な場所”
と認識することで形成されます。

いちばん分かりやすいのは
生まれてすぐの、お母さんとの関係です。
ここで虐待などを経験すると
【愛着形成の失敗】が起こります。
失敗のタイミングは親子間だけでなく
子ども同士のいじめや
思春期の頃露のすれ違いなど
【いつでも傷が付きやすく】
そうなってしまうと
【人との距離感が上手く保てず】
人間関係で苦労することになります。

発達障害の傾向を持つ人たちでも
ADHDタイプは小さい頃から
粗相が多いので怒られまくり、
アスペルガータイプの人は
コミュニケーション不足から
心の孤立を経験している場合が
多いかと思います。

愛着形成の失敗は
【誰にでも、いつでも起きる】
ものではありますが、
特に発達障害傾向を持つ人と
【愛着の問題は切り離せない】
考えておいた方が良いです。

それで、理想としては
愛着の再形成ができるような
乗り越え方が望ましいですが
なかなかうまくはいかないもの。
そして
・人を疑ってしまう
・人を信じられない
・人に頼れない
といったことになりやすいです。

だからと言って
死ぬまで孤独なのは寂しい。
でもどうやって信じればいいの?
と悩んで相談される方もいます。
******視点を変えてみる******
発達障害傾向の有無は関係なく
そもそもの【信頼の定義】
考えてみましょう。
多くの方が当てはまると思うのですが
【信頼=アテにする】
なりやすいのではないでしょうか。

悩みごとを聞いてもらう
何かを手伝ってもらう
一緒に何かしてもらう
といったことは
信頼できる人にお願いしたいですよね。

それで、
アテにしたことに対して
応えてもらえないことがあり、
その時に”裏切られた”
勘違いすることって結構多いのです。

もともと人との距離感が不安定な人は
その程度で簡単に壊れてしまい
さらに人間不信につながります。

だから、視点を変えてみましょう。

【アテにはしないけど、
     人として信頼する】
なぜなら
【相手には相手の都合があるから】
こちらが信頼しているからといって
【期待に応えてくれるとは
          限りません】
これは人間関係形成の
ベースとして覚えておくことです。

信頼できる人、それは
自分の都合よく動いてくれる人ではなく
【お互いの気持ちや考えを
     尊重し合える相手】かな?と
私は思っています。
人によって考え方は違うでしょうが
まずは
信頼できる部分と
アテにできる部分を
【別々に考えてみましょう】
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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