2020年01月28日

モノが捨てられない人たち

ADHD傾向を持つ人たちだけでなく
アスペルガータイプのこだわりも含めて
【物が捨てられなくて
      困っている人】がいます。

”捨てられない”とひとことで言っても
その心理状態は様々です。
・ゴミとモノの区別がつかない
・思い出を捨てられない
・大切なモノでも扱いが悪い
・捨て方の基準が分からない
・捨てる方法が分からない
・やる気が出ない

捨てられない人たちは
【とにかく理由を
   つけたがる傾向があり】
問題を先延ばしにしがちです。
周囲の人はなんとかしようと
手を貸そうとするのですが
【本人が納得しない限り】
一方的に手出ししてはいけません。

まず、一番最初にやることは
部屋の中に物が散乱している、
足の踏み場もない状況を
どう考えているのかなど
【本人の考えを
   聞くことから始めます】

だいたいの人たちが
【良くない状況を自覚しており】
何とかしたいという気持ちは
持っていることが多いかと思います。
だけど、できない。

そこで、
【認知の修正とルール作り】
本人に提案してみましょう。

例えば
ゴミとモノの区別がつかない
ということは
”モノもゴミと同様”だ。

思い出は大切なので
”一番大切なモノがどれか”
見つけ出して保管する。

大切だと言いながら
扱いが悪いのならそれは
”大切なものとはいえない”

捨て方の基準や方法さえ分かれば
”あなたにも捨てられる”のだから
きっとやる気が出る。

このような感じになります。
最初から上手くいく人は少ないです。
でも本人の話を聞きつつ
提案し続けることで
【徐々に気持ちの変化が現れ】
捨てられる日が来るかもしれません。

捨てられない人の気持ちは
キレイ好きの人にとっては
理解不能なものなのかもしれませんが
捨てられない人にもそれなりの
【自分の思いが存在し】
その【思いや考えとの決別】
改善のきっかけになると思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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