2020年01月16日

アンケート用紙が好き

今回の内容では
”支援する側”の立場として
ポイントがたくさんあるので
ぜひメモをご用意くださいね(^^)

アスペルガー傾向を持つ人たちは
あまりしゃべらない、
寡黙な印象を受ける人が多いです。
ですが、本当に寡黙というよりは
【気持ちや考えを
   言語化するのが苦手】
できることなら
表現したいと思う人もいますし、
何か自分の興味ある分野については
【事実だけを話すのは得意で】
話し始めると止まることなく
相手の顔色や気持ちも考えず
ひたすら話し続けてしまいます。

それでも同じ人間ですから
アスペルガータイプの人も
”自分に興味を持って
  もらえることは嬉しいこと”
【色々聞かれることは
     嫌いじゃない】
という人が
結構多いことが分かっています。

ただ、
その【聞き方が悪いと】
心を閉ざしてしまったり
避けられてしまったりしますから
どう聞けばよいのかを
考えてみたいと思います。

その中でも彼らが好きそうなのが
【質問形式の紙】です。
その質問にも
難易度の違いはあるでしょうが
・YES、NOで答えられる
・該当項目にチェックする
・虫食いの欄に記入する
・具体的に記入する
・好きなことだけ記入する
このように様々な回答形式があるわけで
当事者の好きな方法を
まずは知らなくてはいけませんね。

そうなると、手始めに
いちばん回答しやすい
”YES、NO”か”チェック形式”で
上記の順に発展させてみてください。

このメリットは
・視覚で情報を捉えられる
・ゆっくり考えられる
・修正できる
というところにあります。

なお、注意点としては
「どう感じますか?」といった
【漠然とした質問は
    避けた方が良い】ことです。

【完璧に回答したいのに、
    埋められない空欄が
        できることは苦痛】

このようなことが起きますと
次からの積極性が減ったり
自分を責めるきっかけに
なったりしますから
”回答しやすい質問を”
用意して取り組まれると良いでしょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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