コミュニケーションの学習では
必ず出てくる情報なのですが
私たちは【言語と非言語の】
両方を使って
コミュニケーションをとっています。
驚くことに、
言語は”言葉・文字”などで
コミュニケーション全体の
【わずか4割弱程度でしかなく】
残りの6割程度
【非言語コミュニケーション】で
日頃やりとりしていることになります。
非言語コミュニケーションには
様々なものがありますが、
【しぐさ・態度】が大きく影響し
さらに【声の強弱や抑揚】なども
関係してくるのです。
さて、コミュニケーションの苦手な
アスペルガータイプの人に
これを当てはめてみますと…
・目を合わせるのが苦手
・挙動不審
・言葉が選べない
・ぶっきらぼう
・声のコントロールが苦手
・興味を示しにくい
このようなことが重なると
当たり前のことですが
【周囲への印象は悪く】
仮に表面上うまくいっても
【より一歩踏み込んだ
関係になりにくい】
と、言えるでしょう。
つまり、
言葉でいくら上手に関われても
【態度が伴わなければ】
本当の深い付き合いが難しい、と
考えられます。
発達障害関連の相談では
「今一つ、人と心が通わない」
という発言をよく耳にします。
それは単に、
【自分の気持ちを
表現するのが苦手】だけでなく
相手から見る当事者の
【印象が悪く見えてしまう】
ということも含まれています。
ただ、
ある程度の努力で改善はできても
【特性であるなら消失しない】
行動や言動と言えますので
当事者は、自分を責め過ぎず
【やれることは、やる】の
気持ちを持ち続けながらも
【ダメな自分を受け入れる】
部分も大切かと思います。
なぜなら、
雑談の苦手な人が克服するには
練習するほか方法はありません。
脳機能をいじることが
できないわけですから
【トレーニングで強化する】しか
やり方が見つからないのです。
誰かや何かのせいにしないで
まず、現時点での自分はどうか
苦手は何か、得意は何か…
【他人の評価も踏まえつつ】
自身の見直しから始めることが
必要なのではないでしょうか。
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