2019年09月17日

診断が下りた後の人生

これは私が直接、
小児科のドクターから学んだことで
本からなどの情報ではありませんが
私の中で
「一度、診断が下りたら
   一生発達障害なのか?」
という疑問がずっとありました。

なぜなら、
【発達障害は治らない】からです。

では、療育が役に立たないのかというと
そういうことではなくて
トレーニングをくり返すことで
問題行動などが【消失する】という
イメージで捉えると良いかと思います。

統合失調症などの精神疾患も
「治る」という言葉は使いません。
【寛解】といいます。

そして発達障害でも「治る」という
言葉は使わないと思うのですよ。

私が対象としている人たちは
【知的障害のないグレーゾーン】です。
だから、幼少時代には
ちょっと変わった子だけれど
勉強や運動がそれなりにできて
生きて行くにはさほど問題がなく
普通の大人として、社会人として
世の中に紛れているのです。

けれども大人になってから
人間関係が上手くいかなくなって
診断を受ける人も増えています。

小児科ドクターから教わったのは
グレーな人たちが
特性を持っているかどうかではなく
それによって【機能障害】
起きているかどうかが基準、
ということです。

機能障害とは、
例えば人間関係が上手くいかない
会話がかみ合わないなど
【明確に困っていること】があり
本人と周りの関係が
不安定な状況と考えてみてください。

ただし、
【どの程度か
  ハッキリとした線引きがない】
というところが
ドクターも「わかんないよねぇ」と
言われていました。

そして、療育などのトレーニングで
問題行動などが改善された場合には
特性が消失したと考えて
【学校や会社に
    言う必要はない】
教えていただきました。

薬を使って楽になったとしても
診断名をもらって支援してもらっても
【本人が努力しない限りは】
その人はずっと発達障害ですし
努力してトレーニングを続け
それなりに機能障害と見られる
問題点がなくなってしまえば
いわゆる「普通の人」なのです。

特に大人の場合、
療育を受けられるわけではありませんし
二次障害の問題も抱えているケースが
少なくありません。
そのため、将来を悲観しやすく
取り組みを起こす気持ちに
なりにくいかと思いますが、
この記事を読んで
少し進んでみようと思われたら
ぜひ、お声がけください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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