2019年07月30日

子どものパニックとの違い

発達障害の傾向について
子どもの頃の様子と
大人になってからの様子では
違いがあります。

今回は、「パニック」について。

基本的に【個人差がある】ことを前提に
文章を読んでいただきたいと思います。

発達障害傾向の子どもにも
パニックになる場面は
たくさんあります。

その時の様子では、
・オロオロしている
・走って逃げる
・モノを投げたり暴れたりする
といったことが考えられます。

小さい頃には
【自分の感情に
    気付きにくく】
自分でも何が起きているのか
把握することができないことや、
【使える言葉の数が少なく】
その時の状況や心情を
表現するのが難しいことから
【言葉でなく行動に】
パニックの様子が
現れやすいかな、と思います。

それで、大人の場合には
国語が得意だったり
哲学が好きだったりして
【自分の世界で対話しながら】
言葉をどんどん覚えていくので
パニックになった時には
【独り言のように
      言葉が溢れ】
誰かを責めたり
まくしたてたりしてしまいます。

この時点で
言葉が出てこないタイプでは
子どもの時と同様に
【暴力として現れやすく】
基本的に平和主義なので
そうなることを怖れて
その場を立ち去ることもあります。

子どもと大人では
このような違いがあると思います。

私たち人間は
思ったことが言葉として
自然に発せられないと
結構ストレスが溜まります。
発達障害当事者たちは
その場面がとても多いので
【身を削るような思い】
しているのだと思います。

誰に対しても言えることですが
おっとりしている人、
言葉の出にくい人などには
【ゆっくりと向き合える
     時間を確保して】
話を聴いてあげてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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