先日、「精神的自立」について
ブログを書きましたが
相談される方の中には
【親を捨てられない】
などと言われる方もいます。
色々な家族の形がありますが
その家族が
【機能不全を起こしている場合】
別々に暮らす選択を勧めますが
それが「家族を捨てる」ことに
つながるわけではありません。
核家族化している社会で
一般的な流れとして考えてみてください。
高校を卒業して大学で上京する人、
就職して上京する人、
結婚して地方へ移住する人、
形はそれぞれですけれど
【大人になって
親元を離れるのは
自然の流れ】であって
家族を捨てたことにはならないのは
あなたにも分かりますよね?
ですが、
親子関係に課題が残っている場合
子ども側の人が
【見捨てる感覚になり】
家を出られないこともあれば、
【親が泣きつく】という
相談を受けることもよくあります。
「私たちを捨てるのか!」
「お前はもうこの家の人間ではない!」
「家を出るなら二度と戻ってくるな!」
などと”捨てゼリフ”を吐かれ、
【子どもの自立の
足を引っ張る親】は
とても多いのが現状です。
ですがこれは
【健全ではありません】
本来であれば、
自然に親子の距離ができて
自然に離れていけるのですが
【依存関係にある場合】
それは自然に叶わないのです。
それでも「自立」を望むのなら
親の立場の人は
子どもに出て行ってもらうよう促し
子どもの立場の人は
自ら出て行く準備をしてください。
世の中、色んな家庭があります。
自立してほしい子ども(成人)
自立させてくれない親…
お互い、
【永遠に一緒にいられる
わけではないのに】
自分の課題を乗り越えられず
相手にしがみついているだけです。
【離れても、永遠に家族】
であることに変わりはありませんよ。
勇気は要ることと思いますが
現状を変えたいと望むなら
一歩、踏み出してみましょう。
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