2019年04月27日

記憶が書き変わる

発達障害傾向を持つ人と
関わる周囲の人たちの中での
困りごとの一つとして
【当事者の記憶が書き変わる】
というものがあります。

発達障害傾向当事者には
【短期記憶が弱い】という
特性があるのですが
例えば、5分前の
【自身の発言を忘れて】
その発言が
なかったことになってしまうという
困ったことが起きます。

それから
【脳内で言葉を組み立てる】
ことが苦手という人も多く
聞いたこと、話したことに対する
【言語理解の遅れ】
関係していると思います。

このようなことがあるので
自分が言ったことも
【相手が言ったことになり】
トラブルになってしまいがちです。

私が経験したエピソードでは
メールのやりとりの中で
「今日何食べる?」という話。

突然相手に
「鍋にしたいって言ったのそっちじゃん。
 忘れたの?頭おかしいんじゃないの?」
…と私は言われてしまいました。

私はそのようなことは
一言も伝えていなかったので
「もう一度、メールを読み返して」と
相手に伝えたところ誤解は解けました。

なぜ、このようなことになったのか。
その原因は
《後ろで話していた人が
   鍋の話をしていたから》です。

ぶっちゃけ、ひどいですよね。
自分が間違っておいて
私の頭がおかしいと言いました。
冗談じゃない(`‐ω‐´)

しかも謝らないし、
翌日には記憶から消去されます。
人を傷つけておいて
何事もなかったことにしてしまう。

これは一例ですが、
このようなことの積み重ねが
【関係崩壊や
  カサンドラ症候群を招く】のです。

※当事者自身の発言を
 相手が言ったことにしてしまう
 パターンも多々あります。

ただ、そうはいっても
【特性の一つである以上】
周囲もある程度は仕方ないと思い、
やりとりはなるべく
振り返りが可能な
【文面でやるのが望ましい】
と、私は考えています。

ここで気をつけたいことは
私が正しかったから、
私が勝った!と思わないことです。
勝ち負けの問題ではなくて
【相手に自覚してもらうために正す】
ということを意識します。

それによって
発達障害傾向の当事者たちが
【絶対に正しいという思い込みを】
外せるようになります。

そして、
「あ、間違っちゃった。ごめんね。」と
素直に認めて修正できる関係を
目指していくことが理想ですよね。

正義か悪か、ではありません。
あくまでも【苦手の一つとして】
支援できる範囲で
お手伝いする心がけをしましょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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