2019年03月26日

「仲間意識」を持つには

【1人の世界を
  大切にする人】の中には
アスペルガータイプの人も
多く存在します。

休憩時間の教室で
1人もの静かに本を読んだり
会社の宴会ではいつも
隅っこで静かに飲んだり
そういうのが好き、
というイメージです。

1人が好きだからと言っても
【人嫌いではない】です。
話しかければ答えられるし
もし本当に人が嫌いなら
学校に行きませんし
集まりに参加しませんよね。

ですが、
【仲間意識が薄くなりがちで】
自分だけがみんなの世界の
外側にいるような気持ちを
持っていることも多いです。

では、
彼らが仲間意識を感じられるには
どうすればいいのでしょうか。

まずは当事者の場合は
【自分には
  関係ないと思わない】ことです。
複数での会話が苦手なので
誰かが話しているときに
自分の方を見てくれなければ
「無関係なのだ」と思いがちです。

けれども相手は
周囲の色んな人に
話しかけていますから
それを受け止めましょう。

それから、支援者側ですが
いつも1人で少し離れていて
聞いていない感じがするから…と
メンバーから
外してしまうのではなくて
他の人に話しながらも
【「ね、〇〇さん」と
  声をかけるようにします】
それによって当事者が
【自分も関係者】という
気持ちになれるかもしれません。

私たちは
相手の態度を見ながら
【距離感を察して】
どの程度の付き合いにするか
決められますが、

発達障害傾向を持つ人たちでは
私たちが彼らの態度から
察した気持ちは
割と外れてしまいがちです。

ですから、
黙って距離を取るのではなく
【接近しながら】
距離を測ることが大切ですし
「今、話しかけても
   迷惑じゃないですか?」
といった感じで
【具体的に質問すれば】
気持ちを答えてくれますよ。

【同じ目的を
  感じられれば
   仲間意識は高まります】
そのやり方は人それぞれ。
感じかたも人それぞれ。
だから、
なんとなく察した気になって
一方的に距離調整を
しないように心掛けましょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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