2019年02月02日

お金をどう管理すれば良いのか

発達障害関連の相談では
メンタルケアや人との付き合い方、
それに加えて
日常生活での工夫の仕方、

さらには
【お金の貯め方、遣い方】
一緒に解決法を考えることが
よくあります。

大きく2つのパターンに分けて
・貯めたお金を
 何に使えばいいのか分からない
・その場の感情が優先して
 なけなしのお金を使い果たす
といったことが起こりやすく

・こだわり
・衝動性
・想像力の弱さ
・計画性のなさ
などが影響しています。

事例では、
給料をもらった夫が
「稼いだ金は俺の物だ」と
【家庭に生活費を入れず】
貯金を趣味にしている。
それによって
専業主婦の妻は
子どものミルク代さえ
もらえなくて相談に至った。

もう一方では、
お財布に生活費1万円があって
目の前の洋服が欲しくなり
我慢ができなくて
【生活費を使い果たして】しまった。
どうにもならず
家族に相談して借金し
翌月になっても返済がない。

2つのパターンで
考えてみました。

それで、
お金を貯め込む人は
【使い方を知らない】ので
仮に何かに使ったとしても
「そこ!?」みたいなことが
よくあります(^^;

かといって、
適当に買い漁って
【無駄に物を増やすのはNG】です。

一つの考え方としては
【頑張った自分へのご褒美】
目標にすると良いです。
「〇〇万円貯まったら
  旅行・グルメ・ライブ」など
【体験型のご褒美】なら
物が増えなくていいですね。

生活費を入れてもらえない場合、
専業主婦の【給与計算をして】
請求する方式を試してみてください。

もう一方の
お金を使ってしまうタイプですが
【クレジットカードを持たない】
ことが大前提です。

想像力が弱いので
事の重大さに気付きにくく
先のことが考えられず
目の前のことだけで
行動を起こしてしまう
といったことが考えられるので

「今度の給料日に〇〇万円入るから、
     クレジット使っちゃおう」と
なってしまいやすいのです。

それが
【自転車操業】なのだと
気付くことができませんから
ずっとお金が貯まらないのです。

お金を貯めるには
その時の欲望に勝つことが大切で
・それは今、必要なのか
・それは、本当に欲しいものか
・その替わりになるものを
      持っていないか
少なくとも
この3つを慎重に答えることが
大切です。

その間には
【考える時間が発生していて】
感情に任せて即決せず
時間をかけて考えることが
大切だということです。

衝動買いをする人は
目の前の物が欲しいというよりは
【買う行為に快感を求める】ので
その考え方そのものや
価値観が変わらない限りは
改善されることはありません。

これ以外にも
お金にまつわる問題は
多々あります。

次回は、
「お金で解決?」を
記事にしてみようかなぁ…。。。

今回はひとまず、
この2パターンを
知っておいてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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