2018年12月01日

IQとEQの違い

知的障害を伴わない
発達障害の傾向を持つ人たちは
勉強がよくできて頭が良く
【IQが高い傾向】にあります。

だから、
学生時代には「〜博士」的に
先生や友達から尊敬され、
おとなしいタイプが多いので
問題行動も少なく
多少の会話のズレがあっても
割と自信を持って過ごせます。

それが、
社会に出た途端に
少しのズレを多く感じるようになり
人とやりとりしていても
【何か理解が足りない】
という感覚を持ってしまいます。

その、「何か足りない」は
実はEQにあたるもので
【心の知能指数】なのです。

これは、
勉強ができるかどうかではなく
自分や周りの人の
【感情にまつわる部分】なのです。

感情に関することが
分からないと困るのは
・自分の気持ちを伝えること
・何が言いたいか理解すること
・総合して考えること
といったことに
ズレが多くなります。

アスペルガータイプと
関わる人たちの悩みには
【頭が悪いとバカにされる】
ことが多々あります。

アスペルガータイプの人は
勉強ができる=偉い
という公式を持っている人が
かなりの割合で存在します。

だから、家族や友達を
見下し、バカにして生きています。
ですが、社会生活において
重要であると思われるのは
【IQ以上にEQです】

例えば、仮に
軽度の知的障害を持っていても
EQが高ければ意思疎通が図れるので
【社会で対応しやすい】のです。
そのような人たちも
たくさんいるのですよ。

アスペルガータイプを
否定しているのではなく、
彼らの偏った考え方に
私は共感できないだけです。

どのような人でも
・他人を敬い
・謙遜の心を少し持ち
・根拠のない否定をしない
ということが大切で、

【テストの成績だけで
  人間性は決められない】
ということを
改めて感じてほしいと思いました。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 発達障害
この記事へのコメント
個人を敬い
謙遜な心を少し持ち
根拠のない否定をしない

もうその通りですね。
私の言いたい事が要約されていました。
Posted by K.K at 2019年01月02日 11:08
KKさん、ありがとうございます。

若いころは自己中心的な部分が多く
社会で揉まれることで
少しずつ大人になっていけるのかと思います。

そのような若い人たちに、私たちは
何もしてあげられないかもしれないけれど
振り回されず動じない自分を
作ることも大切かもしれませんね。
Posted by 長谷 at 2019年01月02日 11:21
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