2018年07月20日

社会に出てから特性に気づく

発達障害傾向でも
ADHDタイプの人は
小さい時から特徴的で
・落ち着きがない
・ボーっとしている
・けんかっ早い
・クラスの問題児
・忘れ物が多い
・自分勝手に行動する
といったことが多く見られ、
小学生の段階ではすでに
「他の子と違うよね」と
気がつかれやすいです。

その反面、
アスペルガータイプの人は
・おとなしく物静か
・物知り博士
・人とあまり関わらない
・ルールを守る
・勉強ができる
といった場合が多いので
クラスの問題児ではなく
【むしろ優等生】
思われがちです。

もちろん
コミュニケーションの
苦手がありますから
深い付き合いをしようと思うと
難しいこともあります。

ただ、
目立って問題視されにくいです。

中学、高校と進んでも
成績が良く優等生で
さらに運動ができれば
モテモテかもしれませんね。

そんなふうに
華やかな学生時代を送って
素晴らしい企業に就職し
【社会に出て初めて】
なんだかうまく行かない…と
悩み始める人もいるのです。

そういうケースでは
それまでうまくいっていたから
今、うまくいかないのは
【周りが悪いんだ】
思いがちになってしまいます。

それで周囲を攻撃したり
反発的な態度をとったり
【人間関係も悪化します】

私のところには
同僚などから指摘を受けて
相談される人もたくさんいます。

その人たちの話を聴くと
やはり「怒り」を持っていた、
とのことでした。

このように、
【軽度であるほど分かりにくい】
発達障害傾向の悩みを
ただ、変わっている人なのだと
軽んじてはいけません。

よく、診断が下りてないのだから
【自分でなんとかなるでしょ】
言われることもありますが、
自分で何とかなるなら
困ってるって言いません。

道端に困っている人がいるように
【当事者も困っています】
おばあちゃんの手を引くように
【大人の当事者たちも】
支援を待ち望んでいます。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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