2018年07月13日

人のせいにしてしまう理由

発達障害の傾向を持つ人たちの
話題にのぼりやすいのが
【すぐ人のせいにする】
という悪口です。

責任逃ればかりだとか
全部人のせいだと思っているとか
さらに、
人のせいにして怒鳴ったり
暴れるケースも少なくありません。

周囲の人たちにしてみれば
自分勝手にもほどがあると
感じてしまいますし
嫌われてしまって当然です。

では、
なぜこのようなことに
なってしまうのでしょうか?

考えられる理由は
【状況が把握できない】
⇒自分の何が、
 周囲を困らせたのか?
 どうして悪い結果を
 招いたのかが理解できず
 自分には非がないと思う

【一部分でしか考えられない】
⇒物事の全体を把握できないことと
 自身の振り返りが苦手なことで
 誰かの悪かった点と
 悪かった結果にのみ
 注目してしまう

【謝ることができない】
⇒昔から失敗ばかりして
 誰かに叱られたことなどが
 トラウマとなり、
 言い訳で解決させたいと
 思ってしまう
 そう伝えれば納得してくれると
 勘違いしている

他にも色々ありますが、
いずれにしても
【誰かの指摘がなければ】
振り返ることもできず
ひたすら
【同じ失敗を繰り返し】
人との関わりが嫌になり
孤独を選ぶようになります。

こういったケースでは
【異性の方が良い】です。

同性の場合だと
敵対心を持ちやすいですし、
さらには
パートナー以外の異性の方が
効果が高いことも考えられます。

それは、
発達障害の傾向を持つ人は
パートナー(家族)になると
【自分と同じ考えを
   持って当たり前】といった
ちょっと不思議な価値観を
持っている人が多数だからです。

つまり、結婚した途端
自分のことが
全て理解されると思うのですね。

そこですれ違いが起きて
関係が悪化してしまいます。

この件も
後日記事にしたいですが
まだ私の中で
きちんと説明できないのですよね…。

いつか、書きますね。

最後にまとめますが、
「すぐ人のせいにする人」は
定型発達にも普通にいます。
ただ、その頻度が
発達障害の人には多く
(失敗が多いため)
目立ってしまいます。

このようなときの考え方は
誰かや何かの責任にばかり
していても解決しないので
【一緒に考えましょう】
という姿勢で
起きた事実を振り返ることが
その後の改善につながります。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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