2018年05月27日

自覚がない発達障害傾向の人

発達障害と診断されたり
その傾向があると分かったら
次に考えることは
投薬であったり
トレーニングなどです。

最近の相談で
かなり増えている事例ですが

職場などで
一人で業務をこなせない人の
サポートを周囲がやっていても

本人は、助けてもらっている
手伝ってもらっているという
【自覚がないために】
全ての業務を
一人でこなして
「自分は仕事ができる」と
自信満々のタイプの人がいます。

自分に自信を持てることは
とても良いことなのですが
周囲の力を借りていることに
気付くことができなければ

周囲の人たちは
徐々に力を貸したくなくなるでしょう。

それに、いつまでも
新人のような扱いで
サポートを
続けるわけにもいきません。

こういう時は周囲の人が
【専門家に相談するよう】
促すことが大切です。

それにはもちろん
リスクを伴います。

例えば、
病院で診断が下りた場合
会社としての
【障害者枠に該当し】
給与面などの待遇に
影響が出るかもしれませんし

診断が下りない場合には
【支援体制が整わない】
可能性が考えられます。

いずれにしても
その本人が自覚を持って
【得意不得意を把握し】
業務の細分化を図るなどの
対応を取らなくてはいけません。

また、
周囲に任せきりではなく
【自分でできることを】
見つける必要があります。

それがトレーニングです。
成長は緩やかでも
少しずつ改善が望めます。

取り組みは
【早いに
  越したことはありません】

当事者が、支援者が
お互いに勇気をもって
その特性について
指摘することがスタートです。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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