いつも、
発達障害の傾向を持つ人について
色々とお伝えしていますが、
実際、あなたの周りでは
どんな人がそれに当てはまるのか
ピンとこないことも多いかと思います。
ですから「もしも〜だったら」で
より身近に感じてもらいと思い
記事を書くことにしました。
今回は、
「もしも、学校の先生が
発達障害の傾向を持っていたら…」です。
読む前に頭に入れておいてほしいのは
これに当てはまるからと言って
発達障害だと
決めつけているわけではありません。
こんなことが起きるかな?という
想像ですので誤解しないでくださいね。
[ADHDの特性を持つ
理科の先生と実験の授業中]
↓
・雑談が長くて実験が始まらない
・配合の分量がアバウト
・ぶつかって器具を壊す
⇒自分の話したいことを話すので
いろんな話をあっちこっち行きながら
ずっと話すことができますが
【本来の目的を忘れやすく】
実験にたどり着くのに時間がかかります。
うっかりミスが多かったり
雑なタイプの人もいるので
【モノを壊すことがよくあります】
[アスペルガーの特性を持つ
数学の先生に質問する]
↓
・聞きたいことを教えてもらえない
・一方的に話してくる
・同じ説明を何度も繰り返す
⇒【質問の意図がつかめない】ので
生徒に答える内容がズレやすいです。
人の話はさえぎるのに
自分の言い分は全部言おうとします。
思い込みが発生していて
【これを言えば絶対に理解できる】と
信じ込んでいる面があります。
さらに言えば、
【言い回しを変えることが苦手】
とも考えられます。
ここからは、私の体験談です。
ある方と、15:00-16:00で約束をしました。
ずっと前から予定を空けていたのに
2日前に来た確認内容は
15:00-17:00になっていました。
[なぜ、時間が変わっているのか]と、
私は質問しました。
すると、
「念のための予備の時間」だと言われました。
いや、それなら最初から
15:00-17:00で私の予定を
空けさせないといけないでしょ?
と思うのが定型発達の考え方なのですが、
戻ってきた返事は
「他の人も同じ条件なので理解して」
という内容のものでした。
この方は、
・何が問題なのか理解できない
・質問の意図が分からない
・自分の説明で
こちらが理解できると思っている
こういったことが
何度も続いている方です。
上記の「もしも」では
アスペルガータイプに
当てはまりますね。
発達障害の傾向を持つ人は
意外と身近にたくさんいます。
こういった人たちには
【伝え方を変える】ことで
多少のコミュニケーション改善は図れます。
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