2018年05月19日

もし、先生が発達障害だったら…

いつも、
発達障害の傾向を持つ人について
色々とお伝えしていますが、
実際、あなたの周りでは
どんな人がそれに当てはまるのか
ピンとこないことも多いかと思います。

ですから「もしも〜だったら」で
より身近に感じてもらいと思い
記事を書くことにしました。


今回は、
「もしも、学校の先生が
  発達障害の傾向を持っていたら…」です。

読む前に頭に入れておいてほしいのは
これに当てはまるからと言って
発達障害だと
決めつけているわけではありません。

こんなことが起きるかな?という
想像ですので誤解しないでくださいね。


[ADHDの特性を持つ
  理科の先生と実験の授業中]
    ↓
・雑談が長くて実験が始まらない
・配合の分量がアバウト
・ぶつかって器具を壊す

⇒自分の話したいことを話すので
 いろんな話をあっちこっち行きながら
 ずっと話すことができますが
 【本来の目的を忘れやすく】
 実験にたどり着くのに時間がかかります。

 うっかりミスが多かったり
 雑なタイプの人もいるので
 【モノを壊すことがよくあります】


[アスペルガーの特性を持つ
    数学の先生に質問する]
    ↓
・聞きたいことを教えてもらえない
・一方的に話してくる
・同じ説明を何度も繰り返す

【質問の意図がつかめない】ので
 生徒に答える内容がズレやすいです。
 人の話はさえぎるのに
 自分の言い分は全部言おうとします。
 思い込みが発生していて
 【これを言えば絶対に理解できる】
 信じ込んでいる面があります。

 さらに言えば、
 【言い回しを変えることが苦手】
 とも考えられます。


ここからは、私の体験談です。

ある方と、15:00-16:00で約束をしました。
ずっと前から予定を空けていたのに
2日前に来た確認内容は
15:00-17:00になっていました。

[なぜ、時間が変わっているのか]と、
私は質問しました。

すると、
「念のための予備の時間」だと言われました。

いや、それなら最初から
15:00-17:00で私の予定を
空けさせないといけないでしょ?
と思うのが定型発達の考え方なのですが、

戻ってきた返事は
「他の人も同じ条件なので理解して」
という内容のものでした。

この方は、
・何が問題なのか理解できない
・質問の意図が分からない
・自分の説明で
  こちらが理解できると思っている

こういったことが
何度も続いている方です。

上記の「もしも」では
アスペルガータイプに
当てはまりますね。


発達障害の傾向を持つ人は
意外と身近にたくさんいます。

こういった人たちには
【伝え方を変える】ことで
多少のコミュニケーション改善は図れます。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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