2018年02月01日

強すぎる正義感は危険

発達障害の傾向を持つ人は
【正義感が強い】と言われています。

ですから
困っている人を見かけると
放っておけないという人が多いです。

きっと、長い間にわたって
【たくさん傷ついてきて】
心の痛みを知っているから
困っている人を見かけると
助けたくなってしまうのかな?
なんて思います。


その正義感は、
身近なところだけではなく
自分とは遠いところにある
テレビの中や他人のことについても
反応することがよくあります。

特に、何かについて
【考えることが好きな人は】
自分から遠いところのことでも
深く考える傾向を持っていて
そこに【過度な正義感が働く】
ことも考えられます。

でも、
その正義は1人だけの正義であって
他人の意見は含まれないし
誰かと意見交換するものではなく
【自己完結型】になりやすいものです。

すると、【思い込み】が発生します。

考えるのは良いことですが
考えすぎることによって
思い込みが強くなってしまって
【危ない方向に】行ってしまうこともあります。

こういうことを避けるためには
【何が正しいか】ではなく
【何が誰のためになるか】
といったふうに、
小さな枠組みで
考えていく必要があります。

正しいかそうでないかという
基準で考えないことがポイントです。

考えは、継続するほど
【壮大なスケールに
      なりますから】
そのことを念頭において
一つ一つの困ったことに
注目していくことができれば

【危険な正義感に変化しない】
ということを覚えておいてください。

簡単に例えるなら、
今自分が無職で仕事がないとして
最初は自分のことを考えているのだけれど
考えすぎるうちに、
国が悪い、いや世界が悪い、
だったら世界と闘おうではないか!
といった考えに変化するようなものです。


正義感を持つことは
悪いことではありません。

ただ、過剰になってしまえば
方向性が違ってくるので危険です。

色んな考えを持っていたとしても
【思い込みには注意しましょう】
posted by 心療カウンセラー長谷 at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害
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