2022年05月08日

愛は徐々に欠乏していく

3回連続して
「愛」についてお伝えしております。
これまでの投稿では、
愛の受け止め方がどうなのか?
愛を感じにくいのではないか?
といったことを取り上げました。

そもそも
愛情不足に陥ってしまう原因は
【養育者との関わり方】
関係していると言われていますが
そうとは言い切れないケースも
もちろん存在しています。

簡単に言えば、
【いつ人間不信に
    なるかは分からない】
ってことです。

養育者(メインでは親)との関係が
とても良好に続いていて
愛し愛されて満たされたとしても
成長過程のどこかで
いじめに遭ったり
恋人から裏切られたりしたことで
”人を信じられない”という
考えに変わることはありますよね。

人との関わりの中で
その時々に不適切な関わりで
【愛が徐々にそぎ落とされるような】
経験を積み重ねていけば
何が愛なのか?分からなくなります。

あからさまないじめなどがなくても
意地悪な対応をするのが普通な人が
身近にいたとすれば
日々ネガティブな経験を積むので
人付き合いそのものに不信を抱き
適切な関わり方を見失います。

私のところに寄せられる
相談の中で多いケースでは、
アスペルガー傾向を持つ人との
コミュニケーションが上手くいかず
パートナーが病んでしまうことや、
親に一貫性が無く
無関心と過干渉を繰り返すため
子供が病んでしまうことなどが
挙げられます。
*****まとめ*****
ここまで、
愛情不足という状態は
いつ起きるか分からない、
ということを書きました。

その時々の環境(関わる人)によって
愛情不足に陥るということは、
逆に考えれば
【環境を変えれば回復できる】
というふうに考えられます。

それで、
あくまでも私の感覚なのですが、
愛情を感じられるようになるには
まず、
【自分が陥っている
   メカニズムを知ること】です。
愛着関連の本を読みながら
他の心理本と併用して
自分がどういう状態か分析します。

それと同時に
【適切な関わり方を知ること】です。
周りの対応がどんなものなのか?
また、その周りに対して自分の反応はどうか?
といったことを観察してみるのです。

そして、
不適切な関わり方に気づいたら
【他の関わり方はなかったか?】
イメージしてみてください。
そうすることで頭の中に
良いイメージを定着させます。

ただ、一度見失った信頼感を
元に戻すには時間がかかります。
人間関係を整えること自体も
簡単ではありません。
回復への取り組みは工夫が必要で
一人ではなかなか難しいかもしれませんが
前向きに取り組んでみてほしいと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革