2022年03月04日

前回の記事の追記

すみません…
前回の記事が読みにくかったようで
ちょっと反省しております(´;ω;`)
それで再度書かせてください。
また、分かりにくいかもしれませんが
どうぞ、お付き合いくださいませ。
(*- -)(*_ _)ペコリ

《ASDタイプ》
自分の考えなどは分かるけれど
人の考えや行動などについては
想像することが苦手です。
また、
”目に見えるものが全て”なので
お小遣いをもらう、ご飯を作ってもらう、
テストで100点をとるなどは
分かりやすいのですが、
見えない愛というものの
全容をつかむことができません。

だから、誰かに愛されたとしても
【その愛に気づくことができず】
愛情不足に陥る、という感じです。

《ADHDタイプ》
愛されているのなら、
優しくしてもらえたりするはずなのに
当事者の場合は失敗が多いために
叱られてばかり。

叱られる方が印象に残りやすく
【自分の望む形の愛が手に入らず】
反発心、不信感が募ります。
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「愛」の種類は複数あるので
家族愛や友情、恋愛などの区別も
難しいと感じる人が多いです。
そのため、親切にされただけで
「この人は私を好きなのだ」と
勘違いしてしまうこともあります。
その結果、告白してフラれて
愛のような見えないものに対する
不信感が強まってしまうことが
あるかもしれません。

それから、
【精神年齢が幼いために】
愛に対する理解度も
浅くなる可能性がありますから
「その年なら分かるでしょ」
という考えで対応していると
さらに混乱するかもしれません。
*****まとめ*****
特に発達特性を持つ人たちには
【これが愛情表現です】ということを
分かりやすく伝えることが大切です。
そのためには、
【与える側の愛情表現が
   ゆがんでいないこと】
これが大前提となります。

例えば、暴力をふるいながら
「あなたのためを思って、
    愛を表現しています」
なんて言っている大人がいたら
当事者は
「愛情表現=暴力」となるでしょうし
「愛」という言葉を使って
日常的に監視していたら
当事者は「愛=監視」となります。

他人の体験や考え方を
【想像する力が弱いために】
【自分の体験を手本とし】
【間違った愛情表現を覚えます】

◆◆◆
さて、発達特性があっても
愛への理解度には個人差があります。
その差は、小さいころから
どれだけ解説してもらったか
教えてもらったかの違いも
含まれていると思います。

例えば親の場合、
「これは特別ね」「今日だけ手伝うね」
「あなたが好きだから〜するね」など
日ごろから分かりやすく
【自分の行いの意図】について伝えます。
能力が低いからではなく
【大切にされていることを知るために】
周りが常に表現し続けます。

これについては、
別に発達障害云々は関係なくて
大人も子供も関係なくて
【誰もが喜ぶことの
      一つですよね】
ですから、関わる側が誰にでも
「親切」「愛」「特別」
「尊重」「感謝」などの
分かりやすい表現ができることは
大切なのではないでしょうか。

照れくさいかもしれないけれど
”敢えて言葉にすること”
それも忘れないでくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害