2022年03月18日

私のこだわり

以前は「私の苦手」を取り上げましたが
「おっ、これはこだわりかも?」と
自分の気付きがあったので
今回はそれを書きたいと思います。

私のこだわりは
【相手との関係性を
   ハッキリさせること】です。
よく有名人になった人が
「急に親戚や友達を名乗る人が増えた」
とか言っているのを思い出しました(笑)
曖昧な関係性の典型ですね(;^_^A

私は有名人ではないから
そういう経験はありませんが、
身近で出会う人たちとの関係について
例えば相手が男性の場合は特に
”〇〇友達”というカテゴリ分けで
【お互いの立ち位置を確認する】
ということがあります。

これによるメリットは
・男女間のトラブルを減らす
・気長に長期間付き合える
・お互い過度な干渉がない
などになります。

女性に関してはもう少し曖昧ですが
本音を言える相手には
【同じ目線で平等な関係】
求めるようなことを伝えています。
特に年下の友達では
年上に対する私への遠慮があるだろうし
【お互いを尊重する姿勢さえあれば】
そんなに嫌な感じにはなりませんので
遠慮は無用、と伝えます。

年上の場合は、
尊重し合えない人も多く
年齢的にも頑固で
変化しにくい世代に入りますので
そこに私が付き合えるかどうか、
というのも基準になっています。

お客様との関係性についても
お客様が自分の弱い部分を見せるのは
私に対してだけになりますし、
「自分を分かってくれる人」として
少し距離を詰めたくなると思います。
だから
【その感情は一時的なもので】
心の回復とともに
私との距離が気にならなくなるから…
といったことを伝えるようにしています。

そして、
関係性が曖昧すぎたり温度差が違ったり
お互いの求めているものが異なったとき、
また、よく分からない相手の場合には
【連絡することをやめます】
(お客様とは話し合います)

ということで、私の人間関係では
「よく分からない人」という存在は
長く留まることがありません。
なる早で決着をつけない場合は
私自身が「長く付き合いたい」と
願っているから保留であって
それ以外では、分かりやすい関係で
心の安寧を保つようにしています。
*****まとめ*****
振り返ってみれば、
この件に関しては私も頑固です(笑)
人に迷惑をかけていないか?というと
もしかするとそうかもしれません。
ただ、これについては
【自己防衛と自己成長との
      両面を感じており】
一概に悪いこととは言えません…
と自分では思っています(;^_^A

自己防衛で言うと、曖昧な関係の中で
【適当な扱いを受けるのを避けるため】
自己成長では
【人との良好な距離感を保つため】
といったところでしょうか。

わりと、遊び友達や飲み友達がいるので
その延長で出会いは増えていきますが
そんなに仲良くないのに
馴れ馴れしさを許したり
図々しさを受け入れたりしてしまうと
【後々、相手の都合で
  利用される経験が多かったため】
私なりに学習したのだと思います。

最後に、
私のこだわりをほかの言葉で表現すると
【人との距離感を保ちたい】
ということになりますね。
(書きながら思ったので。笑)

ある人から見れば、上手かもしれないし
ある人から見れば、警戒心が強い。
でもね、どういう距離感を保つかも
【自分の人生だから
  自分で決めていいのですよ】
それによって損もあるかもしれないけど
”心と体の健康を目指すうえで”
必要な方法のひとつかもしれません。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間関係

2022年03月15日

リアクションまでシナリオに含まれる人

アスペルガー傾向の人たちは
先のことに対して
【シナリオを作りたがる】
傾向がありますよね。
それは誰でも”ある程度の想定として”
行っていることではあるのですが、
当事者は、ついつい限度を超えて
余計なことばかり考えてしまいます。

その中でも私が気になったのは
【相手のリアクションまで
     自分のシナリオに
       含まれていることです】

「こういうことを話したら、
     きっと驚くだろうな」
みたいなことってありますよね。
例えば、誰にも内緒で入籍して
「結婚しました」と急に話したら
きっと周りの友人は驚くでしょう。
ですが、中には
”思ったようなリアクションを
         しない人もいて”
そういう人がいてもおかしくありません。

ところが、
【当事者が思った通りの
   リアクションをしないと怒り出す】
というタイプが存在しています。
この怒り出す部分は、発達特性とは関係なく
”価値観の問題”と考えてください。
「私がそう予定していたのだから、
  あなたはその通りにしなければおかしい」
こんな考え方なのだと思います。

もしこれを読んでいるあなたに
心当たりがあるのだとしたら
”考え方の視点を増やすつもりで”
この記事を読んでください。
もし自分がそうされたことがあるのなら
それは”相手の問題なので”
言うことをきく必要はありません。

時々、そういう人がいるんです。
「こう言ったら、こう返してください。」
なんてお願いされることもありますが、
【私たちは当事者のために
   演じているわけではないので】
そんな思い通りにはいかないのです。

このタイプの人たちは
【承認欲求が強いと思われ】
自分の行いを評価してほしかったり
肯定してほしかったりするときに
その通りのリアクションをもらえないと
愕然としたり火が付いたように怒ります。

そして今まで周囲の人たちは
当事者をなだめようとして
機嫌を取るように合わせてくれたので、
当事者は「怒れば思い通りになる」
といったような間違った認識になって
現在まで続いているのだと考えられます。
*****まとめ*****
私たちが想定の範囲で
相手のリアクションを考えたとしても
【相手の気持ちは
  自分がコントロールできません】

もし、
そんな思いを持っているのであれば
その目的は
【リアクションによって
   自分が気持ちよくなりたいから】
ということになります。

何かで賞をもらった、昇格した、
栄転になった、一流大学に合格した…
色んな名誉なことがあったとしても
それが本当に名誉なことかどうかは
【個人によって価値が違うので】
そこで「すばらしい!」と
全員に言われるとは限りません。

確かに相手の反応が薄ければ
「あぁ…悲しいな」なんて
思ってしまうかもしれません。
しばらくは落ち込むかもしれません。
それでも
【怒りで人を
  コントロールすることだけは】
絶対に避けてください。
それも”自分のために”です。

そのようなことを続けていては
人間関係は円滑になりませんし
むしろ悪化していくばかりです。

そして、そういうタイプの人が
身近にいる…という方は、
【毅然とした態度で】
無駄に機嫌を取って
本人を勘違いさせないように
心がけてほしいと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2022年03月12日

話すことをやめた人

発達障害特性とは関係なく、
これまでの過程の中で起きた
何らかの事情によって
【話せるのに、
  話すことをやめた人】
一見、おとなしそうだし控えめで
その人間性を
良い方で評価されることもあるでしょう。

ですが、話すことをやめた結果
どういうことが起きてしまうのか?
それを一緒に想像してみてください。

ちなみに、
アスペルガー傾向の人たちでは
【自分が話すたびに
   その場の空気が悪くなる】
ということなどを繰り返して
話すことを諦めることが多いです。

さて、本題に戻りまして。
特性が顕著でない人たちが
話すことをやめてしまうきっかけを
少し挙げてみたいと思います。

【マウントされるのが面倒】
自分の思ったことや考えなどを
話している中で
”理不尽で一方的に”
乗っかってくる人がいますよね。
そういう不快な目に遭うと
めんどくせぇな…ってなって
話すことを避けるようになります。

【黙っておけば揉めない】
何か自分から言葉を発するたびに
「そうじゃなくて」「それはちがう」
といった”否定的な言葉を使って”
コントロールしようとする人がいると
もう、話す気力がなくなりますよね。
だから黙っておこうとなるのです。

【話したってどうせ
   分かってもらえない】
話のレベルの違いや
考えているカテゴリ違いなど
色んなことが原因なのですが
Aの話をしているのにBと捉えられたり
やんわり遠回しに言った結果
全然違う解釈をされてしまったりと
”スムーズに会話が進まない”
という経験を繰り返していると
「あぁ、人って分かってくれないのね」
という気持ちになりますよね。
だから「もう話すのやめよう」
ってなってしまいます。
*****まとめ*****
話すことをやめてしまっても
”自分の中に思いはあります”
自問自答ばかり繰り返せば
【認知の歪みが
    生じやすくなります】

「いざって時は話します」という
気構えでいたとしても
【リハーサルなしの本番】になるので
失敗する可能性が高くなります。
それから、「いざ」という時に
【言葉を選べず
  感情が最速で出てくる】
ということも考えられます。
これは、
”日ごろから言葉の整理が
     できていないから”
起きてしまうと考えましょう。

説明する力もつかないし
正しく言葉も選べない。
出てきたのが「自己防衛のための」
罵倒ということも少なくありません。

仮に日ごろからメモを取り
紙上で気持ちの整理ができても
”音読の練習をしていないので”
いざというとき
言葉に詰まって時間がかかります。

話すことをやめてしまった人たちは
【話す相手を間違えているだけで】
自由に思ったことを表現するのは
【誰にでも許される行為です】
わざわざ面倒な人を選んで
そこで発言を続ければ
気分が悪くなるだけですから
相手を選びましょう、ってことです。

最後に、
聞く側に回ることができたら
聞き上手なのか?について。
以前にも取り上げたことですが
【本当に聞き上手な人は
     話すのも上手です】
なぜなら日ごろから
”言葉の整理が習慣化されていて”
相手の言葉を聞きながら
それを整理することもできるし
自分の考えを述べるとき
理路整然と答えられるからです。

だから、上手に話せないから
聞き役に回ったとしても
聞いている内容の整理ができなければ
本当の聞き手にはなれないのです。
私も日々、真摯に向き合って
腕磨きをしたいところです(^^)
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革