2022年02月26日

集中力を奪う環境

前回は私の苦手について書きました。
年を取ったことも関係しているし、
もともとの勉強嫌いについて
誰かのせいにするのは不本意なのですが(笑)
【学力と生育環境について】
本などを読みながら
関連性があるのかも?と思うので
それについて書いてみますね。

物心ついたころから成人までの間、
私は身体的暴力は殆どなく
あったとしても親からは躾の範囲で
姉からの理不尽な暴力も数回程度でした。
ですが現代の言葉で表現すると、
私も”被虐待児”と言えます。

虐待には種類があって
身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待
子供ではこの4種類。
成人後、高齢者などの虐待には
「経済的虐待」も入ってきます。
それで、私が受けていたのは心理的虐待です。
ネットで少し調べていたら
”被虐待児症候群”なんて名前も
この頃はつけられているのですねぇ。

「昭和なんて当たり前」と思われる人も
たくさんいることと思いますが、
ほぼ毎日、ヒステリックにわめく母親と
アルコール依存の父親が繰り広げる
とんでもない夫婦喧嘩は
私にとっては虐待以外の何者でもない。

「今日は大丈夫かな?」と
父の帰宅する時間帯になると毎日
顔色を伺って母の機嫌を取って…
という幼少期からの生活は大変でした。

当たり前のことですが
そのような環境の中で
【勉強はみんなと同じように
       させられましたから】
聞こえてくる怖い音を認識しながら
勉強をしなくてはならない。
もちろん中間試験や受験勉強などもです。

著しく成長する期間に
こうした勉強法でやり過ごしていると
【集中力の低下を招き】
目で見ていても頭に入らないのです。
ですから当時の私が少し勉強できたのは
”塾が厳しかったから”だと思います。
もし行かせてもらえなかったら
もっともっと成績が悪かったです。

虐待を受けた子供は
集中力が低下する可能性がある。
脳の変形も研究で分かっている。
親には興味のない話でしょうが
私はそれを知ってしまったので
自分の子育てはすごく気を遣いました。

でも、同じ環境でも
もっと賢い人もいるだろうし、
そこは私の生得的な能力の低さですね(;^_^A
…というわけで苦手はいっぱいですよ(笑)
*****まとめ*****
学力の低い私だから
余計に感じていることは、
【勉強ができているだけで
    賢い人間とは限らない】
ということです。
私の家系にも京大出がいるし
元夫の家系もすごいです。
だからって
【生きざまには直結せず】
むしろ私が勝手に解釈すると
彼らが不幸に見えることもあります。

つまり、もしもあなたが勉強嫌いでも
【ほかの得意を
   伸ばす取り組みによって】
自分を磨くことはできます。
確かに勉強ができた方がいいです。
大人になってからも
勉強の仕方とかポイントとか
やっぱり学歴がある人が強い!

だから、できない私は
「教えてください」で乗り切って
今に至っています(笑)
ここで欠かせない、大切なことは
【自分の素直さを前面に出して】
人と関わっていくことです。

だまされるかもしれないけれど
【素直な人ほど伸びしろがある】
これは教育者からしても
間違っていないと思いますよ。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2022年02月24日

私の苦手なこと

いつも発達障害関連で
当事者の苦手なことを挙げて
支援側の対応法や
当事者自身の対策などを
記事として書いていますが、
「じゃぁ、あなたにはないの?」と
思われる方もいるかもしれないので
今回はこれについて取り上げますね。

ちなみに、
私のことを発達障害者と思っている人も
読者の中にはいるようなのですが
自己分析と他人からの評価も含めて
正確に表現すると
【結婚生活と心理学によって
   愛着障害を乗り越えていた】
という感じなのだと思います。
大学教授曰く
「愛着障害を乗り越える過程の
    まさに”お手本”みたい」
とのことでした(;^_^A

さて、本題に入ります。
私にも苦手なことは多いですし
やりたくないことだらけ。
…とはいえ、
【認められたいからがんばった】
というのが事実です。

幼少時代から活発でしたが
【作業が雑】と親に怒られていました。
図画工作とか面倒で超適当でした。
幸い、珠算を習っていたので
そこで結果を出すことだけが
親から認めてもらえる救いでした。

社会人になって一人暮らしをすると
幼稚園から鍵っ子だったし
小3から料理をしていたので
何も困ることなく過ごしました。
あったとしたら…
【お金の使い方が雑だった】かも。
それも結婚したことで
家計管理をするようになり、
貯金ができるようになりました。

子育てに関しては
誤飲などで子供を死なせたら怖い!
という【恐怖心で掃除を頑張り】
家にとって良いことをすれば
【夫に認めてもらえる】という
思いから頑張っていました。

こうして文章にしてみると、
私が色んなことをできるように
周りから見えているのは全部
【承認欲求からなるもの】
だったのだと思います。

それで、現在なのですが
生活に関してはあまり困りませんが
この仕事柄、サボってはいけないのに
苦手意識が高いのは
【勉強・記憶することです】
年齢のせいもあるでしょうが
本を読むこと(活字)が苦手で
数字を見つめる方が気楽です。
*****まとめ*****
発達特性を持つ人のように、
私の活字嫌いが生得的なものなのか
後天的なものなのかは
断定することはできませんが
実は少し心当たりがあります。
これについては引き続き
次回で取り上げたいと思います。

そして、
発達障害傾向を持つ人たちでも
得意なことと苦手なことがあって
苦手をどう克服しているか?
というところを考えますと
【改善のための動機づけ】
関係しているのです。

私にとっては認められることでした。
当事者談を思い返すと
認められたい願望が強いのに
それ以上に
【恐怖心を克服できず】
殻にこもる感じかと思います。
そういう意味では私は怖いもの知らず?
その分、失敗も多いですが
当事者の
【失敗できない完璧主義】
関係していますよね。

認知の改善→思い込み外し→
恐怖心の減少→少しの勇気→
課題の洗い出し→チャレンジ

こういう流れかと思います。
長くなってしまいましたので
続きは次回で。
よろしくお願いします(^^)
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2022年02月20日

同調圧力に負けない自分づくり

学生時代、会社員時代、保護者時代…と
たくさんの【女の圧力】を見てきて
めんどくさいなぁって思う私です。

私は女の世界の中では
・いじめの標的にされやすい
・文句や愚痴を言われやすい
・コントロールしたくなる
というタイプの人間です。
これまで散々な目に遭いました(;^_^A

現在、女友達はいますが
彼女たちは絶対に
私をコントロールしようとか
思わないタイプだし
欠点だらけの私でも
【肯定的に受け入れてくれ】
とても助けられています。

たまたま?運良く?ありがたいことに
そんな友達に巡り合えたんです。
それ以外の女性の間で
どうして上記のような目に遭うのか、
それは【私が同調しないから】
という言葉に尽きると思います。

仕事柄、共感することはあっても
お客様に同調することもないし
むしろそれはNG項目だし。
だから
【共感できるまで
   会話のやり取りを繰り返す】
というのが前提になるのですが
プライベートにおいては
そこまでのやりとりがないまま
【一方的に同調圧力で】
言うことをきかせようとする人が
かなり多いことが分かっています。(経験上)

今ふと思い出したのは、
自転車のカゴに買い物した袋を
置きっぱなしにしてその場を離れ
袋を盗られた人がいました。
その人が私に
「ひどくない?ねぇ、ひどいよね!」と
同調を求めてきましたが
私としては、
確かに盗った人は悪いのだけど
「置いとく方もな…」って
思ってしまったんです(;^_^A
だから「う…うん」って答えましたが
【答え方が気に入らないから
   悪口を言われるようになった】
という経験がありました。

人は私を
・誤解されやすい人
・世渡りが下手
・人を見る目がない
などと言います(笑)別にいいけど。
でも共感できないし、
そこで「ひどいね!」って嘘を言ったら
それがきっかけで
巻き込まれる可能性もあるのですよ。
「だったら警察を呼んで
   事情をあなたが説明して」とか
言われるかもしれません。
嫌だ。めんどくせぇ(笑)

これは一例ですが、
だいたいこんなんばっかで
巻き込まれてきたわけですわ(-_-;)
あ、いっけねぇ、口調が…
*****まとめ*****
確かに女同士の人間関係を
うまくやっていくためには
”同調”って大切です。
でも見方を変えると
女同士の付き合いって
【嘘を並べ立てた者が人気者】
みたいなところがあると思います。

だけど実際には
そのグループの中の女性が
私に相談されるのですよね。
【自分がない、らしくいられない】って。

では、同調圧力に負けないで
自分らしくいられるには…
【周りの問題に関わらない】
というのが一番重要です。

そうなることによって
”一時的に悪く思われるかもしれませんが”
一貫した姿勢を貫くことによって
”そういう人なんだ”という印象に
書き変わる可能性があります。

そして、
不必要なことに関わらないためには
誰かの意見に賛同したフリをせず
【私には分からない】
答えるのがいいかなぁと思います。
他の答え方としては、
「あなたの言い分が本当なら」
「相手の視点を抜いて考えれば」
「〇〇についてはこう思うよ」
といった言い方も良いと思います。

本人の思い込みに対して
【別の見方もあるけどね】という
印象をもってもらうことと
【状況を細分化することで】
その人に共感できるポイントの
発言ができるということです。

「ねぇ!私間違ってないよね!」と
怒りながら強要してくる人などには
冷静に対応できるよう
日ごろから準備しておきましょうね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革