前回は私の苦手について書きました。
年を取ったことも関係しているし、
もともとの勉強嫌いについて
誰かのせいにするのは不本意なのですが(笑)
【学力と生育環境について】
本などを読みながら
関連性があるのかも?と思うので
それについて書いてみますね。
物心ついたころから成人までの間、
私は身体的暴力は殆どなく
あったとしても親からは躾の範囲で
姉からの理不尽な暴力も数回程度でした。
ですが現代の言葉で表現すると、
私も”被虐待児”と言えます。
虐待には種類があって
身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待
子供ではこの4種類。
成人後、高齢者などの虐待には
「経済的虐待」も入ってきます。
それで、私が受けていたのは心理的虐待です。
ネットで少し調べていたら
”被虐待児症候群”なんて名前も
この頃はつけられているのですねぇ。
「昭和なんて当たり前」と思われる人も
たくさんいることと思いますが、
ほぼ毎日、ヒステリックにわめく母親と
アルコール依存の父親が繰り広げる
とんでもない夫婦喧嘩は
私にとっては虐待以外の何者でもない。
「今日は大丈夫かな?」と
父の帰宅する時間帯になると毎日
顔色を伺って母の機嫌を取って…
という幼少期からの生活は大変でした。
当たり前のことですが
そのような環境の中で
【勉強はみんなと同じように
させられましたから】
聞こえてくる怖い音を認識しながら
勉強をしなくてはならない。
もちろん中間試験や受験勉強などもです。
著しく成長する期間に
こうした勉強法でやり過ごしていると
【集中力の低下を招き】
目で見ていても頭に入らないのです。
ですから当時の私が少し勉強できたのは
”塾が厳しかったから”だと思います。
もし行かせてもらえなかったら
もっともっと成績が悪かったです。
虐待を受けた子供は
集中力が低下する可能性がある。
脳の変形も研究で分かっている。
親には興味のない話でしょうが
私はそれを知ってしまったので
自分の子育てはすごく気を遣いました。
でも、同じ環境でも
もっと賢い人もいるだろうし、
そこは私の生得的な能力の低さですね(;^_^A
…というわけで苦手はいっぱいですよ(笑)
*****まとめ*****
学力の低い私だから
余計に感じていることは、
【勉強ができているだけで
賢い人間とは限らない】
ということです。
私の家系にも京大出がいるし
元夫の家系もすごいです。
だからって
【生きざまには直結せず】
むしろ私が勝手に解釈すると
彼らが不幸に見えることもあります。
つまり、もしもあなたが勉強嫌いでも
【ほかの得意を
伸ばす取り組みによって】
自分を磨くことはできます。
確かに勉強ができた方がいいです。
大人になってからも
勉強の仕方とかポイントとか
やっぱり学歴がある人が強い!
だから、できない私は
「教えてください」で乗り切って
今に至っています(笑)
ここで欠かせない、大切なことは
【自分の素直さを前面に出して】
人と関わっていくことです。
だまされるかもしれないけれど
【素直な人ほど伸びしろがある】
これは教育者からしても
間違っていないと思いますよ。