2022年01月18日

人に紹介できる友達を作ること

前回の「ムダな秘密」にも関連して、
出てきやすい話題の一つに
【友達を別の友達に紹介したくない】
という思いを持っている人が
結構いるなぁと思います。

その理由を本人に尋ねてみると
紹介した二人が結託して
【自分の悪口を
   言われるのではないか?】
という心配があるから、というのが
回答で一番多かったです。

人間関係って、
【相手によって違う表情や
   違う態度をとることがあるので】
別の人に見られたくない…と
思ってしまうことがあるのでしょうね。

ただそれに関してなのですが、
【自分自身が一貫していれば】
表情や態度を変えていたとしても
トラブルにはならないと思うのです。
また、そういう思いを抱える人は
【友達を信頼できていないから】
不安になってしまうのだと思います。

これに関して説明すると、
”人と信頼関係を築くのが苦手だから”
常に周りの顔色を伺って対応している。
…ということは、
自分ではなく相手の様子に合わせて
”自分が自分として居られないから”
一貫性がなくなってしまうのです。

だから、友達同士を紹介した時
【自分の意見や考えが食い違って】
それを悪く言われるのでは?
という心配につながるのかもしれません。

ちなみに、
職場とプライベートでの顔が違うから
見せたくない、というタイプの人は
【振る舞うことの恥ずかしさ】
誤解があるのかもしれません。
これは次回に書きたいと思います。
*****まとめ*****
別に無理をして
自分の友達同士を
紹介することはありません。
だけど、そうしてみたいと思っていて
それが叶わないのであれば
【自分が他人に対して
   どう接しているのか】について
改めて検討してみてください。

例えば、片方の友達を立てるために
ほかの友達の悪口を言っていれば
そりゃ、会わせられませんよ(;^_^A
バレたらまずいですからね。
ほかの例えだと…
相手に合わせて「私もそれ好き」と
言っているのだけれど
別の友達の前では「それ苦手」と
言っている場合などもそうですよね。

だからまずは、
【自分が人を
   信頼する方法を模索して】
友達を信じるところから始めましょう。
…とはいえ、
人間関係に悩む人が多いし
自分が安定していたとしても
周りが不安定な場合もあります。
口では簡単に言えるけれど
信頼できるかどうかって
結果的に数年後に分かる…
なんてこともあるのでねぇ…(-_-;)
これも次回以降の記事で
書く必要がありそうですね。

最後に、もう一つ大切だと思うのは、
【誰に紹介されても
  恥ずかしくない自分に
        なることです】
自分が友達を紹介するだけでなく
自分も紹介される側でもあります。
その時、友達から
「この人は恥ずかしいから
  紹介したくないなぁ」と思われない
自分を目指すことも自己成長の一つです。

あ、なんだかまとめが無駄に長いし
まとめになっていない気がする。
最近、自分の書き方が気になっていますw
きっと私の頭の中身が
まとまっていないのだと思います。
ごめんなさい。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革

2022年01月16日

ムダな秘密を作らないこと

相談事例にもあることなのですが、
【自分のことを知られたくない】
というタイプの人が存在しています。
その割に、
【承認欲求が強くて】
その欲求のはけ口がないから
困っていることも多いです。

例えば分かりやすいのが
”アスペルガータイプ”です。
人から変に思われたくないし
人からの評価を下げたくないから
自分のことを話したくない。
好きな食べ物でさえ知られたくない。
そんな風に思ってしまうタイプが
存在しています。

おそらく過去の経験で
自分のことを笑われたり
からかわれたりしたことがあるのでしょう。
「よくわからないけど、
    自分は変な人なのだな」
といった思いがあって
必死で隠したくなるのかもしれません。

確かに、自分の情報を出さなければ
自分の考えなどを評価されないで済みます。
ですが、当事者の気づいていないことは
情報を出さないことによって
【何を考えているか
    わからない変な人】
思われやすくなるということです。

つまり、無理のない範囲で
【ある程度自分の情報を
     出しておくほうが】
かえって変に思われないのです。

それで、発達特性とは関係なく
【世間体をすごく気にする家庭】
というのも存在します。
そのため、
”どうでもいいことまで
  秘密にしようとしてしまい”
例えばそういった家庭で育つと
何を話して何を隠せばいいのか
わからない、といったことが起きます。

子供のころは、
親が決めてくれていたから
外に余計な話をしなければよかったけど
大人になったら
【自分のことって
   何をどこまで公開してもいいの?】
悩んで相談される人がいます。

「昨日の休みは何をしていたの?」と
職場の同僚に聞かれた時に
それですら秘密にしないと…と思って
曖昧なことを言ってごまかしたり、
場合によっては
【つかなくていい嘘を重ねて】
自分の印象を間違って植え付ける、
なんてことも発生するのです。
*****ポイント*****
自分のことを
何もかも話すことはありませんし、
知られたくないことは隠して当然です。
ですが、タイトルのとおり
【ムダな秘密を作らないこと】
心がけると過ごしやすくなります。

そして、秘密にするかどうかを
決める基準として
【何のために、という目的を
     はっきりさせましょう】
逆に言えば、
「なんでか分からないけど」といった
理由にならない理由の場合は
秘密にする必要がないと考えます。

上記でも書いたとおり、
なんでも秘密にするクセをつけると
つかなくていい嘘をつくことになり、
【嘘の上塗りだらけの
    人生になりかねない】
ということを踏まえてください。

先輩「今日のランチは何を食べたの?」
Aさん「ハンバーグでしたよ」
Bさん「え?あぁ、いやぁ、まぁ…」
先輩の立場に立って質問した時、
どちらの印象が良いかは一目瞭然。

秘密にするというクセは
人との距離感に影響しますから
人間関係に悩む人たちは
ぜひ、秘密を減らしてみてほしいです。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革

2022年01月13日

不安で神経質だから

神経質すぎると大変。しんどい。
だけど、ほどほどなら
役に立つこともある!…なんて
数回前の記事に書きました。
周りへの配慮ができるようになるとか、ね。

それ以外でも、
【自分にとって役立つことが】
あると思いましたので追記です。

少し神経質だからこそ。
他人に対する”申し訳なさ”
発生しやすくなります。
自分のせいで…迷惑を…なんて
頻繁に思うわけです。
そしてそのことに対して
【自分でなんとかせねば!】
奮起する人がいるわけです。

そうなると、どうかと言いますと
【自立心が高まり】
【甘えを許さなくなり】
【自分のことは自分で】
解決しようという気持ちになるのです。
※行き過ぎると問題ですよ。

自分を守ってくれる人に対して
”いつまでも甘えていてはダメ”
という心理が働くことは
悪いことではありません。
なぜなら私たちは成人ですし
【社会に出て
  適応できたほうが生きやすいから】
そして、私たちの
【親はいつかは
   居なくなってしまうから】
自分の足でちゃんと立とう…と、
思えることは大切なことです。

「その時が来ればなんとかなるよ」
こういう考えもあるのですが、
その時に対応できない人もいます。
不安の強い人たち、神経質な人たちは
”その時のための準備”が必要で
準備によって安心できます。

このようにして、
自分のことを自分で解決して
日々を過ごしていくことで
【周りからは、
  しっかりした人と見られやすく】
社会的に”頼りがいのある人”
なる可能性が高いと思います。

「人に頼られたい、認められたい」と
強く思っている人であれば、
”日々の小さなことから”
自分のことは自分でこなすのが
大切なのではないでしょうか。

ただし気を付けておきたいことがあります。
それは、
【自分に厳しくなりすぎること】です。
あまりにも肩に力が入りすぎて
【頑なに周りの協力を避けすぎると】
頑固になるし、しんどくなるし、
その”引き際”が分からなくなります。
ワンマンでやりすぎた結果、
人間関係が希薄になるケースもあります。

だから
【自分なりの甘え方を分析して】
時々は肩の力を抜いて
グダグダになってみてください。
この「ON・OFF」の使い分けを
意識して過ごしてみてください。
*****まとめ*****
今回のまとめは短く済ませます。
「甘え」は大人でも必要です。
そして、
【自分の課題を他人に預けない】
という考え方も必要です。

問題は”その配分”かと思います。
配分?カテゴリ?
うまく言えていないですが(;^_^A

何もかもを自分で抱えることはない。
かといって、問題を全部
他人に任せていては成長しない。
だから、何を?という
【甘えの線引き】が大切です。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革