2022年01月25日

カバンの中、整理できていますか?

コロナ感染者数がまた増えてきて
ビックリするほど多くなって( ゚Д゚)
それでも通勤しないといけないし
学校にも通わないといけません。
怖いですよね。

さて、今日のあなたの調子はどうでしたか?
身体もですが、
メンタルの調子はどうですか?
毎日やることが多くて忙しくて
時間が足りないと思っているかもしれませんが
一つ、習慣を増やしてみてはどうかな?
なんて思って記事を書いています。

それが【整理整頓】です。
(好きな人はごめんなさい)
整理整頓と言っても「どこを?」ですね。
部屋・棚・本などいろいろですが
毎日の習慣として
【カバンの中身を整理する】
というのは不可欠なのですよ。
とくにズボラな人は、ね(;^_^A
(それは私ですよwww)

特に発達障害特性を持つ人は
【生活に関するところが
    かなりズボラです】
自分の好きなことだけは
すこぶる集中できるけれど
【自分自身の
   お世話が面倒くさいから】
放っておくことが多いのです。

「毎日歯磨きしてますよ」なんて
主張される人もいるけれど
例えば毎日のことはさておき、
シーツの洗濯、食器の漂白、
爪のお手入れなどなど……
お世話項目って結構多くて
嫌になってしまいます( ノД`)

その中で、カバンも同様で
【一度しまったら出さない】
という人がたくさん存在しています。
それで、お客様から聞いた話では
”腐ったバナナが出てきた”って(笑)
そのカバンを
毎日会社に持っていくわけですよ。
そういうことを何とも思わない人は
やっぱり整理整頓が苦手です。

だから、自分のためではなくて
【周囲の人を不快にさせないために】
という目的を持ってみてください。
*****まとめ*****
常にカバンがパンパンなくらい
物を詰める人が多いのですが
だいたいカバンの大きさの
【7割くらいがちょうどイイ】
というふうに私は思います。
少し余裕を持った入れ方をします。

そうしていないと
【カバンの中身を探すときに困る】
ということになりかねません。
もっと物が多い時には
【カバンを持つ数を増やす】
という方法でどうでしょうか。

そして帰宅したら
カバンの中身を一回外に出します。
ボロボロになったクッキーとか
出てきませんか?笑。
できれば財布も整理しましょう。

苦手な人への提案ですから
これを読んでいる時点で
「えぇ…?いやぁ…」って
抵抗があることだと思うのですが
その割に
【自分がどう見られているか
       すごく気になる】
というタイプの人もいるのですよね。

だったら、数回前にも言いましたが
【恥ずかしくない自分で
  居られることを大切にしましょう】
自分らしく好きに生きてもいいけれど
不潔・不衛生になってしまえば
周りに迷惑をかけることになりますし
恥ずかしい自分にもなってしまいます。
バレなければいい、という問題ではありません。
それは自分らしさではなく
”自分勝手”の範疇になってしまうので
自己成長を目指しているのであれば
ぜひ前向きに検討してみてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2022年01月22日

私にだけ愛想が悪い

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事例)
私はこれまで
複数個所で働いたことがあるのですが
いつも人間関係の悩みにぶつかっています。
具体的には、
仕事の内容で人と揉めるというよりも
”人の態度が私にだけ違う”ということです。

例えば部長は、ほかの人には
和気あいあいと話すのに
私と接する時だけ怖い顔になっています。
だけど話している内容は
私を怒っていることではなくて
ほかの人と同じように業務の話などです。

怒られるようなことがないのに
なぜ私にだけ態度が違うのでしょうか?
どの職場でも似たようなことになって
この先どうしていいのか分かりません。
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今回は、相談事例から始まりました。
上記のような相談が時々あるので
あなたも一緒に考えてみてください。

このケースで想定されるのが
相談者自身に
【ASD傾向がないか?】
ということになります。
アスペルガー傾向を持っている場合、
・自分表現が苦手
・自分を客観的に見れない
・失言や失礼な態度が多い
ということが発生しやすいです。

順番に想像してみます。
【自分表現が苦手】
人前では緊張するので、
誰かと話すときは顔がこわばって
笑顔どころか”怖い顔になりやすく”
実は、部長が怖い顔をするのではなく
本人がそうである可能性があります。

当然のことですが、
不愛想な人に対して周囲の人が
”持続的に笑顔で接するのは
       難しいことなので”
時間の経過とともに
周りの態度に変化は現れるでしょう。

【自分を客観的に見れない】
表現できていな自分のことに
気づくことができません。
鏡などを見たりすることで
自分を確認することはできますが、
人と関わっている自分を
”冷静に別のところから見る”
ということが困難です。

そのため、
不愛想なのは自分の方なのに
”自分の目に見える周りの人だけが”
本人を差別するように感じます。

【失言や失礼な態度】
伝えたい内容がほかの人と同じでも、
”選ぶ言葉が
  悪い印象のものが多くなり”
その結果、失言に取られたり
その言い方(態度)の悪さを
批判されることもよくあるケースです。

例えば、
「時々、手を抜くスタッフ」と言えば
おおよそのことが分かるのに
「やる気のない無能なスタッフ」と
表現する、などです。

発達特性を持つ人の場合
本当にそう思っていることも
よくあるのですが、
そういった言葉が出やすいのは
【心の中でいつも思っているから】
ストレートな言い回しになるのです。
語彙数が少なく、
頭の中での処理自体もストレートなため
言葉にしたときに
とてもひどい言葉を選んでしまいます。
言い換えれば、
自分自身に対しても
優しい言い回しをしていない…
というふうに私は考えています。
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中には、笑顔が苦手で
愛想を振りまくことができないと
自覚している人もいます。
ただ、それだけだと
今回のケースで悩むことは
あまりないのだと思うのです。
実は不愛想なだけでなくて
【態度の悪さ】が見え隠れし、
そのことについて
周囲は困っているという
可能性を考えてください。

今回の件については
改善点を伝えるというより
【受け止め方の違い】
説明したいと思いました。

私がお客様の対応をする中で
本人から事情を聴いていると
とんでもないひどい話なのに
「なんか腑に落ちない…」という
感覚を持ってしまうケースです。
何度も何度も話を聴いているうちに
【あ、これ、本当は真逆の話だ!】
などと思ったことがあるのですよ。

今回の内容を取り上げたきっかけは
実は私自身が最近体験してきたことと
以前にお客様から相談されたことが
つながったからです。

とある病院の医者が
「感染対策のため一歩下がって」と
言われたのですが、
となりにいた看護師さんに言われても
何も嫌な気持ちにならないのに
その医者に言われたら、
なんかイラっとするんです。
普通のことを言っているだけなのに。
そこで冷静に考えて分かったのは、
医者が私のことをばい菌のように扱った、
というところにありました。
具体的には、
まだ一歩下がっていなかった私を見て、
遠くから指示してきたのです。

その人がどういう人かは知りませんが、
その後の問診での話し方も
普通というより怒っている感じに
私には聞こえました。
こういう態度で患者と接していたら
ほかの人に避けられてしまうでしょう。

別に、他人に媚びたり顔色を伺ったりは
する必要がないけれども
【ほどほどの愛想のよさ】って
やっぱり人として得をするなぁって
思った次第です(;^_^A
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2022年01月20日

「振る舞い」は大人のたしなみ

前回に続き、
職場と家族と友達と…
表情や態度が違う、その顔を
【他人に知られたくない】
という考えを持っている人は
色々と配慮が必要になるので
大変なのではないでしょうかね。

何度も言いますが、
別に無理をして紹介する必要はないけれど
【街中でバッタリ遭っても避ける】
なんてことにならないほうが
生きやすいと思うのです。

こういった思いを抱えるタイプは
【振る舞うことの必要性】
知らない可能性があるのかな?と
私は考えてみました。
なんていうか…振る舞うことが
【演技をしている自分が恥ずかしい】
みたいなイメージに思えたのです。

ですが、それは誤解です。
【振る舞いは、大人には不可欠で】
むしろそれができない方が
恥ずかしいことだと思ってください。
そしてそれは演技ではなく
【社会スキルとして必要なことです】

この考え方がよく分からなければ、
【立場を変えて考えてみると】
分かりやすいかもしれません。
自分が街中で友達に出くわすのではなく
友達が誰かと遭遇するシーンです。
その時、あなたは
【友達の立場を損なわないような
   振る舞いができていますか?】
つまり、友達の顔を立てるふるまいです。

それができていないと感じる場合は
まだまだ幼いと判断してください。
そこで振る舞えていないことは
大人であれば恥ずかしいことになります。
*****まとめ*****
何が言いたいかというと、
大人同士の人間関係においては
【相手の立場を立てる
     付き合いが絶対で】
それができない人の場合は
”恥ずかしいから紹介したくない人”
判断される可能性があります。

ですが、
例えば発達特性を持つ人たちは
”模倣が苦手”ということもあるし
どういうときに、どのように、
振る舞うのかが分からない
という人などもいますから
「できないのだな」と
判断するケースもあるでしょう。
発達障害傾向を持つ人たちは
コミュニケーションが苦手ですから
その言葉は理解できたとしても
【何を意味するか?】という
意図や目的の理解ができず、
振る舞い自体が
人間の悪いところを隠す
汚い行為に思える人もいるのです。

そういったタイプに関しては
振る舞いそのものを教える前に
【振る舞いによって
   人間関係が良好になる】
というところの理解が大切で、
私たちが職場・家族・友人と
態度や口調を変えることで
人とうまくやろうとしてるのだよ。
そのために必要なんだよ。
といったことに関して
具体的な例を出しながら
説明することが必要だと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革