2021年09月11日

分からない人には言わない

この記事を書こうとしている時に
ご相談いただいたお客様と
この話題になったので
「シンクロ率すごいね!」なんて
話していました(笑)

私たちには、それぞれに
”枠組み”というものがあります。
枠組みとは、
自分にとっての基準のようなものです。
それに加えて「価値観」「信念」など
たくさんの違いがありますよね。

そういった異なる人間が
コミュニケーションしている中で
【何度伝えても
    理解してもらえない】
ということを
経験したことはないでしょうか?

また、その時には
理解してもらえている雰囲気だったのに
後になって【情報が書き換えられ】
トラブルになってしまった、
といったことも含まれます。

これは、どういうタイプの人に
起こりやすいかと考えてみますと
次のような人たちです。
・被害妄想の強い人
・思い込みの激しい人
・ワーキングメモリの弱い人
・不安が強い人
・人間不信の人
・悪い予測ばかりする人

そして、もめごとが起きて
何らかの話し合いが必要な時には
会話を通して解決したいと
思うのは当然のことなのですが
”話しても伝わらない”ということが
発生することがあります。

その時、分かってもらおうと
一生懸命訴えるのですが
後々冷静に振り返ってみても
【伝わっているようで
    伝わっていない】
というケースは多いのです。

これについては
相談内容によく出てきます。
*****まとめ*****
コミュニケーションスキルでは
伝えた側の言葉通りに
【相手が受け止められない】
ということが起こります。

これは、受け止める側の
【見えない歪み】によって
起こると考えられます。

ですから、
「話を聞いてくれているな」と
こちらが思っていたとしても
【全然違うことを考えている】
可能性があるということです。

そして、その歪みに関しては
【相手が気づかないと】
改善されないことですし
こちらがわざわざ指摘すれば
関係が悪くなってしまいます。

だから、
【この人には
  言っても分からないな】
という相手には
思ったことを言わない、
何を考えていても静観する。
ただし、
【自分に害が発生した時だけ】
きちんと対応するという
方法を採ることをお勧めします。

そしてもし、
あなたが「分からない人」と
思われたくないなら
日頃から【理解したい】という
姿勢や意思表示をすることが
大切かと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 18:58 | TrackBack(0) | 自己改革