発達障害関連の相談では
【頭の中で言葉が
組み立てられず】
流暢に話すのが苦手、
という内容が多いです。
これは、
当事者の得意とする分野などで
何かについて説明することは
当てはまらない場合があり、
【自分の気持ちの
表現や出来事】などを
説明するときに
当てはまることが多いです。
ところが、
発達障害のことを
詳しく知らない人にとっては
「どういう意味なの?」と
不可解に思われていて
例えば
「学校の勉強ができるのに」
「普通に働いているのに」
「今、話してるじゃない」
分からない人たちにとっては
当事者の印象は
こんな感じだと思います。
それで、当事者ではない
私自身にも分からないですが
でも「こんな感じかな?」
というイメージを
説明してみたいと思います。
*****日本人は英語が苦手*****
グローバル化が進み、
この頃の若者たちは
英語に対してあまり抵抗のない人が
増えているとは思いますが、
私たち中年層以上の人間は
英語を話すのが苦手な人が多いです。
簡単な言葉が話せるのに、
完璧主義な日本人であるがゆえ
【上手に話すことができないから】
英語を苦手としています。
私の脳内も同様です(;^_^A
外国人の友達がいるのですが
会話は日本語で行ける彼女も
読み書きに関しては少し弱いので
彼女とLINEするときは
英語を基本としています。
最近も用事があってLINEしました。
その時、日本人の友達なら
キャッチボールは簡単ですが
英語でやり取りするとなると
【頭の中で何度も
組み立てなおしながら】
英文を作っていくわけです。
それをLINEに書き込んで、
分からない単語はググって(笑)
→発達障害特性に悩む当事者たちも、
ここでつまずくのでは?
…と思ったわけです。
*****まとめ*****
日本語は難しいです。
当事者の悩みのタネである
「てにおは」も含めて
日本語を脳内で組み立てて
文章に書くのではないので
【話しながら忘れていく】
ということもあると思います。
話せば話すほど、
分からなくなるかもしれません。
言いたいことは分かっているし
脳内のイメージはあったとしても
脳の気質の問題からか
それを発信できにくいです。
私たちが
本気で英語に取り組めば
徐々に上達するでしょうが、
発達特性は治るわけではないので
【長い間の辛さ・苦しみから】
人と話すことを
諦めてしまう人も多いです。
そういった部分も踏まえて
当事者と関わってみると
少し寛容になれると思います。
次回は、
そういった苦手のある
当事者と会話を続けるには?
について取り上げたいと思います。