2021年06月24日

理論も感情もバランスよく

前回の記事を読んだ友人から
ネタのヒントをもらいましたので
続編として書きたいと思います。

理屈で考えようと試みる人、
それが主流の人たちが
行き過ぎてしまうと
【慎重すぎで身動きが取れず】
自分を苦しめてしまいます。

その逆に、
理屈で考えることができない、
理屈を避けるタイプの人は
【主観や直感に頼りやすく】
それでうまくいっている間は
何も問題は起きないとしても
【先の予測が深くできないので】
問題につながる可能性があります。

「何でもうまくいった」と
言われる人にも出会いますが、
それはラッキーなことです。
実際には
【周りが困惑するような】
トラブルが起きていたとしても
自覚していないケースがあります。

慎重すぎても直感ばかりでも
何かと苦労が増えるかと思います。
かといって、
ほどほどに…と言われたとしても
「どのくらい?」なんて
頭を抱えることになってしまいます。

そこで、
【場面ごとに分ける】という
考え方が良いかもしれません。
*****ポイント*****
極端な考え方を持っている
性格の人たちは、
その極端さを
【生活すべてに
  当てはめようとするから】
上手くいかないことが増えて
自分も他人も困らせて
悩みにつながるのかもしれません。

ここでちょっと
イメージしてみてほしいのは
”犬の散歩”です。

犬は、毎日の散歩で
リードを飼い主さんが持って
「行動範囲を限定し」
過ごしていますよね。

でも少し広い場所に行けば
リードを長くしてもらって
行動範囲を広げますし、
ドッグランに行ったときには
ノーリードで過ごします。
それでもフェンスがあって
【ここまでしか行けない】
という枠組みがあります。

これを
私たちの日常に当てはめます。
日中の仕事においては
論的に考えるよう心がけます。
(短いリード)
休憩中には少し気分を変えます。
(長いリード)
休日は理屈っぽさを忘れて
自分らしく過ごします。
(ノーリード)

常に短いリードで過ごせば
【すべて理屈で
  解決しようとして
   感情を拾えなくなり】
ドッグランの境界のような
枠組みがなくなってしまうと
【ネガティブな感情に
  巻き込まれて心身を患い】
どちらも辛い状況になってしまう
可能性が高くなります。

職場とプライベート、また、
職場での何の時間か、などでも
場面ごとに分けることで
【どちらのモードで過ごすか】
ある程度決めてみてください。
それによって
理論的にも感情的にも
切り替えやすくなるかもしれません。

これは【考え方のクセ】
みたいなものです。
その身に付いた習慣を変えるには
時間がかかる、という前提で
取り組んでほしいと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 14:50 | TrackBack(0) | 自己改革