前回からの続きになります。
タイトル名を変えたのは、
大人の当事者からは
【人が何を考えているか
分からなくて】
怖いといった内容のことも
相談されることがあるからです。
人間は、
【分からないものを
怖いと感じ】
それを避けますよね。
ですから、当事者たちで
人を避けているタイプの場合、
「分からない生き物と
共存を強制させられている」
などと感じているかもしれません。
さて、
成人してからも、
周りの人たちを見ていると
矛盾を感じることが
しょっちゅうあると思います。
職場や家庭、友達も含めて
「わけが分からない」と
思ってしまうかもしれません。
どうしてそうなるかというと…
【どの観点で物事を考えるか】
という違いがあるのも一つです。
例えば、
法律や人権の観点では
まずいと思われることでも
明るみになっていない段階では
”発言の自由”かもしれません。
外では良いことを言っておいて
裏で悪口を言っている人は
”本音と建て前”を
使い分けているかもしれません。
そういった
世の中の矛盾を知ってしまうと
【正解探しに翻弄され】
【曖昧を許す人たちが
分からなくなり】
余計に心を閉ざしてしまいます。
だから、
【他人は分からない人だから】
自分の話をしてはいけない、
といった思い込みが発生します。
最後に、
当事者と関わっていく上で
大切なことは以下のようなことです。
これは発達障害に関したことではなく
”人間関係すべてにおいて”
使えることだと思いますので
参考にしてみてくださいね。
・自分の感覚だけで話さない
(考えを完結させない)
・時間をかけて最後まで話を聞く
・肯定的な姿勢を保つ
・失敗をバカにしたりしない
・矛盾に気づく心づもりで